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2021年10月
2021.10.29
アメリカ一強時代の終わりと電気代の値上げ
昨日、当ブログでアメリカが富裕層向けの増税に向かうと書きましたが、
一転、この増税を止めるようです。
バイデン政権も、民主党の一枚岩ではなく、色々、交錯しているようで、
かつてのアメリカの強いリーダー像とは、違う感じですね。
日本も中国が台湾の統一へ舵を切って、ロシアと共同して、
日本の領海の回りを艦隊を組んで、巡回しているようです。
国際情勢も緊張感をおびて来ました。
その中、電気の供給が今年の冬、危ないようです。
火力発電所の原料となる液化ガスが高騰して、
あらゆる資源が高騰しています。
昨日も申しましたが、資源を海外に依存している日本にとって
国際情勢にも、気を配っていかないとけない時代のようです。
2021.10.28
アフターコロナと原油高騰
各諸外国、アフターコロナの時代に向かって様々な対応をしております。
アメリカは富裕層向けに増税、イギリスは減税方針。
さて、日本の財政はどうするのでしょうか?
やはり、贈与税、相続税の一本化は避けられない様です。
『生前贈与、非課税枠(年110万円)を使うなら、ラスト2回』と
ある経済雑誌に記載されておりました。
生前贈与、プラス財産、マイナス財産、そもそも日本語としておかしいですね。
マイナスに財産は存在しません。贈与契約も生前にしかできません。
そもそも、贈与=贈与税110万円まで控除と、日本人は洗脳されているのでしょう。
相続も、そうです。
実は、仏教用語。
相続は、そもそも法律行為ではなく、事実行為。
最近、言葉ばかりが一人歩きして、本来の意義を話ができる専門家の不在も問題です。
アフターコロナで、ワクチン接種率が高い国は、経済活動を再開しました。
そこで、原油価格が高騰しています。
思えば、生活に関するものが原油由来のものばかりですね。
脱炭素、温暖化社会を止めるには、まだまだ、相当な覚悟と生活様式の変化を求められそうです。
2021.10.21
スマホ、複合機、自動車が納品できない!
世界的に半導体の不足で、デジタル機器、給湯器、自動車の修理、納品が遅れているようです。
この原因として、ベトナムがコロナの感染により、ロックダウンしているため、工場が操業できていない
事のようです。
日本でも、ソニー系の企業が日本に半導体の工場を建設するようです。
他にも、日本は食料や石油、様々な原料を海外からの輸入に依存しております。
また、コロナのようなパンデミックが発生すると、世界情勢の影響を
受けるのは、必須です。
このような、リスクマネジメントについても、次期政権に期待したいところですね。
2021.10.19
暦年贈与が出来なくなる!?
令和3年の税制大綱で、「贈与税・相続税の一本化」の議論がされていました。
今回の総選挙で「金融資産の所得税」については、議論に挙がっていましたが、
この「贈与税・相続税の一本化」について、議論に挙げてもいいのではないか、と
思います。
暦年贈与110万円については、非課税ということで、いろいろな金融商品も、
その枠内で行われているものもございます。
(もちろん、既に契約済みのももについては、遡及しないのが原則ですので、
そのまま契約は維持されます)
また、祖父母から孫への教育資金贈与についても、非課税ということでしたが、
その点も見直し、廃止される可能性がございます。
「贈与税・相続税」が別になっているのは、日本ぐらいで、
先進国の税制に合わせると、「相続税一本化」というのが主流です。
そこに日本も合わせるのか、それとも、財政再建の一手として考えているのか、
今回は、総選挙ですので、政権選択選挙にもなります。
様々な論点があるので、政策を注目していきたいと思います。
2021.10.18
松坂大輔、ハンカチ王子引退
今年の野球のペナントレースも最終局面ですね。
プロ野球ファンには、たまらない試合が今年は多い様に思います。
急に秋というより、一気に冬モードになりそうですが、
この時期になると、プロ野球選手の人生の様々な岐路を見る事になります。
ドラフト会議で、新戦力が入って来るということは、
現役選手の去就も話題になる季節です。
西武の「平成の怪物」といわれた松坂大輔投手が引退し、
ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手も今季限りで引退です。
オリンピックの野球でも、若手の活躍が目立ちました。
セ・リーグのヤクルトの村上宗隆選手の活躍は、素晴らしいものです。
時代が巡るとは、やはり、表舞台の選手にも、去就という岐路があるんですね。
今年は、世代交代の風が吹いているような気が致します。
2021.10.15
「道」と「WAY」「COURSE」「ROAD」「PATH」
中高年の方で、カラオケで「MY WAY」を熱唱されていらっしゃる方をお見かけします。
「MY WAY」☞自分の人生という「道」なき「道」を自分で切り拓いてきた。
さて、今までの日本人のエリート、成功者とされる方の「道」は違う様に思います。
高学歴、大企業に就職、とこれは「COURSE」☞スタートすれば、ゴールがある。
ゴールに辿り着けるか、それとも、その「COURSE」は、成功が決まっている「COURSE」かで、
既に結果は、決まっている。
これが、今までの日本人が目指した理想形の成功、という生き方でした。
しかし、この「COURSE」という「道」の生き方も限界にきていると思います。
パソコン一つで世界と繋がり、個人で情報発信できる時代。
ノーベル物理学賞の真鍋教授がおっしゃっていました。
「日本は、生きづらい社会だ。協調性を強く求めてくる」
実社会において、競争は他人とする価値感が多かったようですが、
実は、自分との戦いではないかと、私は思います。
何処を目指して、どれだけ努力できるか!
それが、重要な気が致します。
皆さんは、どの「道」を選択されますか?
2021.10.14
衆議院解散総選挙と信託
「日本国憲法第7条によって、衆議院を解散する」
本日、衆議院が解散され、いよいよ選挙がスタートします。
解散の際に「万歳」をするのは、諸説ありますが、
「選挙、頑張ってもう一度、この場所に戻ってこよう」と鼓舞するため、
「天皇陛下の解散勅旨が聴けた」という天皇陛下に対する敬意、
等々、ございますが、真相は定かではございません。
「清き1票を!」
この国会議員の選挙における投票行為は「信託行為」です。
委託者は、国民、受託者は候補者、受益者は、もちろん国民です。
信託財産は、国家運営に関する全て、です。
とても大きな信託を気付かないうちに行っているのです。
だからこそ、投票しないといけません。
民主主義の根本は、選挙です。
この民主主義を勝ち取るために、命を落としている、血が流れている
国もあります。
自分たちで選挙出来ること自体、実は当たり前ではないのです。
31日は、投票に行きましょう。
2021.10.11
社会インフラの老朽化と相続登記未了問題
先週、東京を中心とする関東圏で大きな地震がありました。
天災が起きて改めて思うことは、当たり前に電気が使えて、時間どおりに電車が来る。
蛇口をひねるれば、きれいな水が出てくる。
これは、当たり前ではないという事でしょうか。
多くの方が保守に日々関わられ、点検された上の事だということを。
和歌山県で水道管が破裂して、水の供給ができなくなったと報道に
ございました。
老朽化が問題ではない、と言っている報道もございますが、
私は老朽化が一番の問題だと思います。
現在の日本の水道網は、高度経済成長期に設置されたもので、
工作物ですので、やはり、寿命があるでしょう。
いざ、日本各地の水道網を再構築するには、多額の税金が必要になってきます。
高度経済成長期は、人口増加の時期でもありましたので、
水道網の構築は大きな意義のあるものでした。
しかし、少子高齢化の日本において、そこまでの水道網の再構築と費用の
問題があるように思います。
あたかも巨大マンションの建設と同時に空き家問題という矛盾のある社会と
問題は似ているように思います。
また、水道網や社会インフラの再構築の際に私人の土地を使う場合には、
土地所有者の許諾が必要になってきます。
そこで、所有権者不明の土地問題も同時に関わってきます。
電気、ガス、水道は人間の生命に関わるインフラです。
是非、岸田政権には、この点もマニュフェストに記載して頂きたい課題だと
思います。
2021.10.07
ノーベル物理学賞真鍋教授から学ぶこと
2年ぶりに日本人がノーベル賞を受賞されたことは、皆さん、ご存知だと思います。
ノーベル物理学賞、真鍋教授。
物理学といっても、気象、気候変動に関することを、現在「SDGs」と言われる
持続可能な社会がテーマになっていますが、この基礎を数十年前から研究されて
おられたようです。
日本が高度経済成長期にCO²を排出して、経済発展していたことに当時から
警鐘をならされていたのでしょう。
よって、日本では研究の環境がないため、アメリカに行かれて、研究を続けてこられた
そうです。
一つの事をテーマに研究を続ける事は容易ではないが、自分の信念さえあれば、
間違ったものでなければ、必ず、光が当たる。
いくら時代、環境、境遇によっては、批判、否定される事もあるかもしれませんが、
多数派が言っている事が必ずしも正しいわけではないです。
その事を証明して下さったのだと思います。
真鍋教授、ノーベル賞受賞、おめでとうございます!
2021.10.05
光陰矢の如し
もう来年のカレンダー、スケジュール帳、年賀状の申し込み、おせち料理の申し込み
と、気付けば、今年もあと僅か。
緊急事態宣言が解除されて、街も車が多くなった気がします。
本当に一年経つのが早いですね。
事業承継対策をと、話していた会社のオーナー兼社長様が先日、他界されました。
「まだ、わしは元気だから、大丈夫よ。ゆっくり進めて」と
おっしゃっておられましたが、それはコロナの前の話でした。
急に持病が悪化されて、入院されることになり、面会はできずにいました。
こちらの社長のご意向は、既に顧問税理士と顧問弁護士、銀行が勧めている
会社の事業承継対策の案のセカンドオピニオンをご依頼されておられました。
勉強熱心な方で、「民事信託を活用したら、どんな提案になる?」という事で
会社の定款、株主名簿、決算書、既に勧めている提案書を拝見して、見直しを
していましたが、どうも、社長の次期候補の方は、私の事を疎ましく思っていらっしゃる様で・・
この提案書を見ても、この次期候補の方にかなり有利な内容で・・
もう既に、争族の様子で、他界された社長は、天国で悔やんでいらっしゃると思います。
社長の一番の願いは、「わしが、自分の財産の承継先をわしが決める」という事でした。
しかし、それが叶わず、というより、この提案の内容を社長が何故、認めたのか、それとも
内容をきちんと把握していなかったのか・・今となっては不思議ですが・・
「まだ、大丈夫」でも、時間は本当に早く過ぎて行きます。
第6波が来て、動けなくなる事態も想定されます。
なので、対策は早めにお勧めします。
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