これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2021年03月

2021.03.31

年度末の終わりに

 3月31日は、司法書士にとっては相続による登記申請で「固定資産評価」が、
4月1日から変わるので、ご依頼のある相続登記を急いで申請する時期であります。

上場企業では、事業年度末でこれから6月にかけて株主総会が開催されますが、
コロナ禍ですので、株主さんが集まる方法ではない、方法で開催されるのでしょう。
いずれ、上場企業は「バーチャル総会」に変わって行くのだろうと思います。

学生さんも、進級、入学、就職と新たな世界に旅立つ時ですね。

なぜか、この3月31日と4月1日は、身が引き締まる思いがします。

自営業だと、あまり式や行事ごとが少ないので、丁度いいのかもしれません。

新たな世界に旅立つ皆さんは、準備が整いましたか?

色々とあると思いますが、ご健闘をお祈り申し上げます。

2021.03.30

『花粉とPM2.5』の健康被害

 私は、花粉症にはなってませんが、今年は私の知り合いで花粉症になられた方が
たくさんいらっしゃいます。

コロナ禍でマスクをしているから、そこまで花粉の被害はないのかと思いきや
偏西風で中国からやってくる黄砂とPM2.5が混ざって、物凄く細かい粒子に
なって、花粉もそれに混ざり、細かいものでは、肺にまで影響してくるようです。

また、花粉症は、「スギやヒノキ」だけでなく、秋の「ブタクサ」の花粉で
花粉症になられる方が年々、増加しているようです。

粒子が細かくなると、肺まで到達する恐ろしい、健康に被害を与える要素に
なりつつあります。

日本は、中国からの偏西風で様々な被害をこれからも被る恐れがあります。

2021.03.29

新たなスタート‼

 4月1日が今年は木曜日なので、今日から会社や大学は、新事業年度や入学式のところが
多いように思います。
しかし、昨年同様に人が集まる事に制約があるため、本来の新学期、新たなスタートと
いう雰囲気ではないかもしれません。

しかし、時は流れ続けますので、コロナ禍でも出来る範囲で私も挑戦していきたいと
思っております。

①民事信託による財産管理、資産承継を力強くご提案、実行する。
②会社、中小企業の円滑な事業承継のご支援
③予防法務を着眼点とした中小企業の法務顧問をさせて頂く
④「相続登記義務化」の前の相続手続きのご支援

この4つを中心として、事務所を運営して参ります。
もちろん、これ以外の業務も賜ります。

気軽にご相談頂ける事務所を目指して、頑張って参ります。

当ホームページも企業、事業承継について新たに更新します。

どうぞ、よろしくお願い致します。

2021.03.26

『相続登記が義務化』される前に、今のうちにお話を!

今国会で、「相続登記の義務化」を筆頭とする民法、不動産登記法の関連法案が
審議、通過される様です。

「相続」と言っても、かつては相続人皆さまが顔馴染みの方々でしたので、
「遺産分割協議(誰がどの相続財産を取得するかの話合い)」も、スムーズに
進んでおりました。

しかし、核家族化や単身世帯、離婚されておられる方など、
家族関係は、複雑になりその影響を受け相続手続きも複雑になります。

まず、遺言書等の生前対策をされておられなければ、「法定相続」になり、
「法定相続人」を見つける手続きから始める必要がございます。
そこで、現在では、本籍地を管轄する役所に戸籍を請求しなければなりません。
(まもなく、どこの役所でも戸籍を取得することが出来るようになりますが)

そこで、時間と費用が以外にもかかり、ご当事者さまでは、ご負担が多いとのことで、
幣事務所にご相談に来られる方もいらっしゃいます。

このように、日本は「法定相続制度」で、どんどん相続財産が持分化され、
相続人が増えていきます。

やはり、早めの相続手続きも必要ですが、生前対策(争う族にならない対策)が
必要になります。

是非、ご自身がお元気なうちに、「想い」も添えて後世に承継させる準備を
お勧めします。

2021.03.22

士業と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」

 政府が、デジタル庁を発足させた。
既に諸外国に比べ、デジタル化の遅さは周回遅れであるが、
やはり、デジタル化によって「既得権益」が被害を被るため、
日本も足が重かったのであろう。

しかし、デジタル化、AI、自動運転技術など、日本の技術がトップで
あったにもかかわらず、この「既得権益」によって、諸外国に遅れを
とってしまった。

士業にも、当然、デジタル化、DXの波が押し寄せている。

大手弁護士事務所には、弁護士、パラリーガル以外にCTO(最高技術責任者)
を配置する事務所も現れた。
やはり、「もちは、もちや」であろう。

もう一つ、「サイバー攻撃」から事務所を守る事も重要視されている。
「LINE」の情報流出という問題で、「LINE」がどこまで信用を取り戻すかが
鍵となるであろう。

デジタル化で便利になる一方、デジタル化に追いつけない事務所は淘汰されるであろう。

時代の流れとは、急に変わるものである。

アフターコロナの世界は、もはや、かつての世界ではないであろう。

2021.03.19

民事信託(親愛信託)の活用法

 「家族信託®」は、認知症リスク対策や家族が受託者として活用されている場面が
多いように思います。
アメリカでは、受託者を家族にする場合を「ファミリートラスト」と呼ばれています。
おそらく、これを直訳されて「家族信託®」と、商標登録されたのでしょう。

しかし、「信託法」には、「受託者」は、家族、親族でないといけない、という条文は
ございません。
「信託法」の改正により、受託者は「成年被後見人」の方もなれます。

「ノーマライゼーション」の一環が反映されているものだと考えられます。

よって、我々、「協同組合親愛トラスト」では、「親愛信託」という名にしました。

それは、「受託者」は、「貴方が心から信頼できる方」に「託して」欲しいからです。

悲しいかな、戦後、凶悪刑事事件は減少しておりますが、家族間、親族間の凶悪刑事事件は、
増加しております。

全ての財産ではなく、趣味の財産は、仲間に引き継いで欲しいという方もいらっしゃると
思います。
それも「親愛信託」であれば、ご提案、実行させて頂きます。

「信託法」は、実務家が如何に使うか、によって左右されてしまいます。

法律は、法律家のものではなく、国民の皆さまの生活をよりよくするために
立法されるべき、と考えております。

「民事信託」は、相続対策、認知症リスク対策、事業承継対策以外にも、
活用できます。

是非、ご興味のある方は、ご連絡下さい。

「民事信託」親愛信託をご紹介させて頂きます。

2021.03.17

「桜」ですか「さくら」ですか「サクラ」、それとも

 今年の桜の開花は、観測史上一番、はやいそうです。

京都の大学に進学したときに、初めてこころから「桜って、綺麗だな」
と、感じました。
当時、まさか、京都の大学に行くとは思っていませんでしたが、
今では、あの時、京都に行って本当に良かったと思います。

桜にまつわる、歌が沢山ありますが、皆さんの定番の曲は何ですか?
僕は福山雅治さんの2000年にリリースされた「桜坂」です。
もう20年経つのですね。

この曲を聴くと、当時の大学生の頃の想いにふと、返ります。

本来なら、桜を見ながら、一杯と、思いたいのですが、
また来年の楽しみですね。

「桜」は、かつては「春」の花でしたが、現在は「日本」を象徴する花として
紹介されます。
咲きはじめが好きな人、満開が好きな人、花吹雪が好きな人、
これだけ、花の様子に想いをそれぞれ寄せる花は、他にないと思います。

このような時だからこそ、晴れた昼間に、ゆっくりと桜を鑑賞して
みるのもいいですね。

2021.03.16

俗に言う「ワンストップサービス」の弱点

 相続、事業承継でよく士業が「ワンストップサービスで対応しますから安心です」という
アピールをしています。
特に同じ名前のグループで、各士業が事務所を構えている。

私見ですが、同じ名前で他士業のグループは、トップダウン、
すなわち、そのグループの大ボスの「鶴の一声」で提案も一つしかできない
ことが多いです。
このサービスから決めて、ご依頼者のオーダーを聴けない。

すなわち、そのグループの実質トップのゴーサインがないと、
意思決定できないことが多いです。

我々の協同組合は、その点が嫌だったので、「協同組合」という形で
信託の組成の組織を立ち上げました。

「協同組合」は各組合員の意思によって、決定します。
上も下もない、のです。

よって、代表がゴーサインを出しても、組織としてゴーということは、
ないのです。

窓口が一つであるのは、ご依頼者様にとって利用しやすいですが、
肝心な実務、案件の提案内容は、「トップ」の意向が反映されたものが
多いように思います。

この点もご考慮されて、相談のパートナーをお選び下さい。

2021.03.14

「風」の時代

世間である、占い、時世を予測、等、昔から日本人は、色々なところで、
見えない将来を見通しができるように、様々な予測や占いに頼ってきたことがあります。

「陰陽師」もそうです。
「当たるも八卦当たらぬも八卦 」これは、陰陽師の「静と動」「明と暗」を
しました言葉です。
京都にある「清明神社」に行かれると判ると思います。

3月は、お別れの季節と言います。

僕の事務所開業当初にお世話になった方々も、今年退職される、転職される方が
多いです。
とても寂しいことですが、「旅だつ」とは、「新たに出発する」ということが
同時に起こることです。

コロナ禍で直接お会いして、ご挨拶申しあげたいところですが、
きっと、数年後、また再会と言う出会いも、ありますから、
その時を楽しみにしております。

お世話になった皆さま、新しい世界でのご活躍を応援しております。

2021.03.12

「相続・遺産分割協議」に関わる法律が改正、新法が制定されます!

「民法等の一部を改正する法律案」及び「相続等により取得した土地所有権の国庫へ」
本年3月5日,標記法律案が閣議決定され,今国会に上程されました。
なお,「民法等の一部を改正する法律案」は束ね法案となり,複数の法律が改正され
ることになります。
なお,各法律案は,法務省ホームページにも掲載されております。
○民法等の一部を改正する法律案
※ これにより改正される法律
・民法
・不動産登記法
・非訟事件手続法
・家事事件手続法
○相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律案(新法)

法務省URL http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/houan204.html 

上記のように、本国会で大きく相続登記、遺産分割協議、相続財産清算人が
変わります。
これらの法律改正、新法施行は、皆さまにも、深く関わりを持ってくる法律です。

やはり、相続、資産承継、事業承継は、戦略的な対策が重要になってきます。

是非、今一度、お考え頂きたく思います。

改正法のセミナー、勉強会のチューター等賜ります。

お気軽にお問い合わせください。