ブログ

2020年10月

2020.10.28

認知症の要因は「歯周病」にあり⁉

 「認知症の要因の一つとして、歯周病の病原菌が考えられる」との見解が九州大学ほか歯科医の
方々の研究で発表されたようです。

「口臭や虫歯は歯周病菌が関与している」との、口の中の環境を整える事は周知されていましたが、
「認知症」にも関連性がある、という研究成果は画期的です。

その原因菌を突き止めれば、「認知症予防」の薬の開発、口臭の衛生についても、
発展すれば、大きな成果が得られるのではないかと期待します。

確かに、虫歯は強烈な痛みで、身体が異常であることを教えてくれます。
また、プロのアスリートがすることは、歯のかみ合わせをチェックすることだそうです。

よって、歯は身体の健康の重要なシグナルを出してくれているとも考えられます。

8020運動(80歳まで、自分の歯20本)というのも真をついたことかも
しれません。

2020.10.27

「空き家」とスズメバチ

 今年は、酷暑とコロナ禍のせいで、身近にスズメバチの巣があることに気づかず、
被害に遭われる方が多いようです。

酷暑のため、スズメバチは巨大化しており、2センチほどに成長しているスズメバチも
いるようです。
スズメバチでも「キイロスズメバチ」は、猛毒で、人を死に追いやる程、危険な生物です。

それも街中に大きな巣を今年は作っているようです。
コロナ禍で、人の往来が少ない今年は気付かないうちに、巣が大きくなりスズメバチの数も
多いようです。

その巣をつくるところに、特徴があります。
庭の手入れがされていない、空き家の庭の木や、木造空き家の軒下に大きな巣を
作っているようです。

人間が駆除しないと、巣は巨大化して、スズメバチの数も数百匹と、恐ろしい場所に
なります。
やはり、人が住まなくなった家には、人間以外の動物が侵入してくるので、
この点も「空き家対策」の一つとして考えるべき事ですね。

2020.10.26

「第〇次産業革命」

 歴史上、産業革命は起こり、社会構造は変化し、それは世界全体で起こってきました。

その「産業革命」が今、起こっているのかもしれません。
「リアルオフィスの廃止」「単身赴任制度の廃止」「営業所、支店の統廃合」
さらには、「週休3日制導入」、「不動産の電子取引開始へ」と、
数年前に「IT革命」と言われましたが、今回は更に進んだ「AI・IoT革命」に伴う
「働き方改革」が生じているように思います。

我々、士業の世界もリアルに「業務革命」が必然的に起こるでしょう。

かつての当たり前が当たり前ではなくなる事が増えてくるように思います。

この社会変化に司法書士は、どのようにして対応して「国民の権利擁護」を
行うか、それは、個々の司法書士にかかっていると思います。

私も、「かつてから、こうだから。」とか「今までの実務は、こうだから」と言う、
現代社会に適していない点も問題提起しながら、業務にあたり、より円滑に適正に
手続きが行えるように尽力して参ります。

「民事信託」の適切な普及にも今まで以上に力をいれて参ります。

2020.10.22

「首都圏、最終電車時刻引き上げ」コロナ禍ではない、深刻な理由とは⁉

 「首都圏、最終電車の時刻引き上げ」という報道がされました。
コロナ禍で利用客が減少し、企業の利益が赤字になったという理由も一つにはあるようですが、
実は、それ以上に深刻な問題が、ここにも影響しています。

それは「労働者の高齢化問題、人手不足問題」です。
夜中に終電から始発電車までの間に作業員の方が線路等の保守、点検をされて安全な運行が
されています。
その作業員の方の高齢化と、人手不足で、保守点検に時間が今まで以上に必要になるため、
終電と始発の間の電車が運行していない時間を確保するために、最終電車の時刻を早める
ようです。

「働き方改革」「デジタル政府」と言い、あらゆる社会問題がコロナ禍によって、
促進されるのは、もはや、皮肉以外の何物でもないでしょう。

2020.10.22

「♪~今以上をいつも欲しがるくせに、変わらない愛を求めうたう~♪」

 ブログのタイトルの歌詞は、ミスチルの「くるみ」の歌詞の一部です。
「くるみ」とは、「来る未来」を擬人化した表現らしく、桜井さんの作詞力には、
いつも共感させられます。

この歌詞、人間の矛盾を適格に判りやすく表現していてすごい歌詞だと思います。
人はもっとより良いもの、環境を求め、成長します。それは同時に変わる、変化を許容しないと
成長は、ありません。
それでも、変わらないでいて欲しい、という欲求もそこには存在します。

そこで、人は色々と悩み、成長するのでしょうか。

「♪繰り返しちゃいけないよね、進もう君のいない道のうえ♪」
と、「くるみ」では、最後の歌詞にあります。
桜井さんは、やはり成長するには、別れ、変化も必要だと歌っています。

「♪僕に出来る事は、君にヒントをだすこと、幸せとは♪」
この歌詞は、来週、乃木坂46を卒業する白石麻衣さんの卒業ソング、
「しあわせの保護色」の歌詞の一部です。
(そうか、来週、卒業するのか~(T_T))

大学受験のときに大変お世話になった代々木ゼミナールの英語講師の西谷昇二先生が、
教えてくれたことにも、共通しています。
「友人や知人にできるのは、きっかけを教えてあげる事だけ、冷たいようだけど」
人生は自分で切り開き、その自由はあるけど、自分で責任を取らないといけない。
鮮明に今でも、この言葉を覚えています。

変動の今だからこそ、一歩踏み出す勇気が大切だと思います。

2020.10.21

銀行、金融機関の再編、統廃合の激動期に⁉

 昨日の日経新聞の朝刊の記事に「認知症 家族の出金容易に 全銀協、来春までに指針
使途や戸籍抄本で確認」とありました。

僕も実務をしておりますと、上記の銀行口座と認知症の対応について、ご相談が多いです。
銀行側は、リスクを回避したいがため、「認知症になると、ご本人ではお金をおろせません。
後見人を付けて下さい。」と一点張り。
そこに「待った」を、ようやく日本の政府が動いたように感じます。

認知症といっても、未だに解明されていません。
状況、症状も、人それぞれです。
それを一律に、お客様であるのに対応をするのは、おかしかった様に思います。

一部報道で、銀行が「紙の通帳」を有料化するという流れがあるようです。
マイナス金利で銀行の経営も難しいように思います。
その報道で「銀行は気軽に行けるところではなくなる。ネットで取引をして
一行にお金をまとめた方が良い」と、ありました。

もちろん、その動きに賛同しますが、日本にも「ペイオフ」があります。
金融機関選びも、個人責任の時代に突入したように思います。

金融機関、特に銀行は淘汰の時期に入ったようです。

2020.10.20

今年のG1クライマックスの覇者は⁉

 毎年、夏恒例の新日本プロレスのシングルNO.1を決める『G1クライマックス』は、
今年は、コロナ禍で初の秋開催になりました。

岡山も会場になっていましたが、仕事の都合で行けませんでした。

白熱したシングルのリーグ戦で、決勝に進んだのは、SANADAと飯伏幸太でした。
優勝は、飯伏幸太でした。
蝶野正洋、天山広吉に続く史上3人目の連覇!

飯伏幸太選手は、子どもの頃からプロレスラーに憧れ、
グレートサスケ選手のムーンサルト・プレスを真似て、
校庭の朝礼台からして、大怪我をしたり、
新日本プロレスに入団する前は、DDTという団体に所属し、
『商店街プロレス』『書店プロレス』と、場所を問わず、選手がいれば
試合ができる、と戦い続けてきました。

本当に憧れ、夢を叶えたプロレスラーです。
始めは、ジュニアヘビー級の選手でしたが、ヘビー級に転向し
スピードはそのままで、筋力を挙げて、ヘビー級のトップレスラーになりました。

もう一人、子どもの頃からプロレスを観て、憧れ、プロレスラーになった選手がいます。
それは、内藤哲也選手、現IWGPヘビー、インターコンチネンタルの2冠王座です。

この二人が来年の1月4日、1月5日の東京ドームで対戦予定です。
いままでのヘビー級の概念を超えた戦いを見せてくれるでしょう。

2020.10.19

宇宙と自動車業界の覇権争い

 日産自動車に政府保証付きで、1600億円規模の融資をしたのは、中国との駆け引きが
あるようです。
日産自動車の株式を保有するルノー社が9000億円の赤字で、その為、日産の株式を売却する
予定があったようです。
その日産の株式の買受として中国系の企業が名乗りを挙げていたようです。

そこで、日産の再建として、日本政府が保証付き融資を行ったようです。
『自動運転』には、法律の整備がされていない日本において、政府は技術としては
認めるが、公道を『自動運転』の自動車が走る事には、難色があったようで、
そこで、日本人以外の元社長のカルロス・ゴーン氏が始めたようです。

真に『やっちゃえ、日産』のことは、この事を含めているのかもしれません。

宇宙空間、月、木星の探索もアメリカ、日本、カナダを含む8か国が合意して、
行うようです。
これには、中国一国が宇宙研究をはじめて、覇権を握る計算のようで、
それにストップをかけるように、8か国が合意しました。

やはり、歴史上の『中華思想』が未だに、中国には存在し、
東アジア、世界の脅威になっているようです。

アメリカの大統領選の行方も気になるところです。

2020.10.15

これからの日本人の『働き方』とは。

昨日、注目すべき判決がありました。
それは、『非正規社員』の退職金と、賞与についてです。

「正規社員と同じ労働をして、非正規社員ということで、退職金、賞与(ボーナス)が
会社から支給されないのは、労働者として平等ではない」という訴えでしたが、
最高裁はその請求を棄却(認めない)しました。

「同一賃金、同一労働」をうたった『働き方改革』とは、司法の判断は違うようで、
『非正規』と『正規』は、合理的な差があれば、適法とされました。

一方、先日、話題にした「みずほフィナンシャルグループ、週休4日制導入」。
終身雇用は廃止されたと聴いていましたが、まだ大手企業、既得権益のある企業には、
年功序列が残っているようで、それもこの「規制緩和」というべき、脱はんこ、契約書の電子化、
対面の禁止、新型コロナによって、生活スタイル、働き方も見直される状況です。

コンクリートで造られた街は、働くところでも、生活するところでもなくなってきています。

「自然に還れ」と、ある哲学者が遺した言葉がありますが、
人間も人工物の中では、そもそも生活しにくいのかもしれません。

政治主導より、新型ウイルスによって「働き方改革」が促進されるのは、
なんともはや、皮肉ですね。

2020.10.13

運転免許証の更新等、全国どこでも可能に!

 運転免許証の更新は、現在、住所地のある警察署、運転免許センターで更新手続等しなければなりません。

しかし、政府は、情報の一元管理をし、全国どこでも警察署、運転免許センターで更新手続き等が可能できる
ようにする方針のようです。
マイナンバーカードが健康保険証になるそうですが、いずれは、運転免許証もマイナンバーカードに
統一するようです。

確かに、縦割り行政のためにそれぞれに証書が必要でしたが、縦割り行政を見直し、IT技術を駆使すれば、
そこまで難しいことではないでしょう。

万が一、紛失した際にも届出する機関が一つで機能すれば、国民にとっても有意義ですね。

しかし、政府には、情報の管理をより強固なものにして欲しいものです。