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2022年02月

2022.02.25

発想の転換

 デジタル化・カーボンニュートラル・AI…

様々なツール、社会の流れで、どの業種、職種問わず、従来業務からの「発想の転換」が
求められております。

*「エアウィーブ」
今や有名旅館やスポーツ選手に使用され、有名な寝具用マット。
実は、ある廃材の使い方の転換で、「エアウィーブ」が開発されたそうです。

*「3Mふせん」
住友商事の文具部門が強力なテープの開発をしていたときに、
頓挫した際、一部が強力につく紙の発想に変えたら、現在の「剥がしても貼れるふせん」
が誕生したようです。

*「マスキングテープ」
岡山の方は、ご存知と思いますが、カモイの蝿トリガミから、工事現場などで使われる
カラーテープを見た、女性のユーザーさんから問い合わせで「他の色のテープ」は作れませんか?
という依頼から、誕生した「マスキングテープ」
大阪の梅田の阪急百貨店本店で「マスキングテープ」の催事をすると整理券が必要な程の
大反響のようです。

どの商品も言わば、「会社の逆境」からヒット商品が生まれたようです。

やはり、「ピンチはチャンス」

変わろうと思えば、変われるものですね。

2022.02.21

北京オリンピック閉会

 色々と場外で、議論されましたが、北京オリンピックが閉会しました。

ドーピング問題や、審判の判定等様々な問題が露呈しました。
やはり、一番重要なのは、勝ち抜いて「オリンピックの試合」に立っている選手の事を
もっと配慮してあげるべきだと思いました。

私が印象に残ったのは、羽生結弦選手の「報われない努力もある」という言葉です。

あの世界のトップレベルにいても、なおもっと高みを目指している、覚悟をしているから
あの言葉が出たのだと思います。

生意気ながら申しますと、やはり、前人未到の域を目指すのは、かなり、想像以上の覚悟と
努力を超えた努力を羽生結弦選手は、されてきたと思います。
それが、ごく僅かな何かで、達成できなくても、「挑む」ことを忘れない、その生き方に
感動しました。

カーリング女子の選手の方々の「楽しむ」という「笑顔」。
緊張した場で、「楽しむ」という心情に通常は、なれないと思います。
それでも、最後まで、それを貫き、一度は諦めた決勝にも「神様」が一押し
してくれて、行けたのかもしれません。

「楽しむ」「覚悟」「貫く」
色々な事をオリンピック選手の皆さまが教えてくれたように思います。

2022.02.17

「相続登記」は、義務化される前にされておく事がおススメです。

 令和6年4月1日から「相続登記が義務化」されます。

義務化されると、多少の登録免許税の軽減も考えられますが、
あと約2年ございます。

今のうちに、相談されて、ご依頼されるのをお勧めします。

なぜなら、「相続登記が義務となり、10万円以下の過料(行政罰)が課せられる事」が
あるからです。

どのような運用になるかは、まだ、判りませんが、相続登記が未了の場合、
法務局から催告がなされ、それに応じなければ、過料という流れですが、
相続登記をする際には、現在の登記名義人から現在の相続人の方を繋ぐ戸籍が
必要になってきます。

オンラインでどの役所でも、戸籍を取得する事が可能になるようですが、
(現在は、本籍地を管轄する市区町村役場への申請が必要です。)
時間がかかります。

民法の相続法の改正も何度か行われているため、
戸籍調査、法定相続人の特定に時間を要します。

報道であまり「相続登記の義務化」がされていない今のうちがおススメです。

おそらく、直前は、込み合いますので、早めのご対策を。

2022.02.14

民法・相続、空き家に関する規定が改正されます。

 来年、令和5年度から、「空き家」「相続(遺産分割協議)」に関しての民法の改正が続きます。

大まかに注目点を挙げますと、「空き家(所在不明者)」に対して講じることのできる規定が
制定され、運用次第ですが、「空き家」解消の大きなツールとして役割を担ってくれそうな
法律もございますが、まだ、概要で、詳しくは施行令等(各省が定めるルール)によって、
具体的な内容が見えてくると思いますので、その点を踏まえて積極的に幣事務所も活用を
ご提案して参ります。

随時、情報のご提供をさせて頂きます。

2022.02.10

慣れない雪道には、ご注意を!

 岡山市で産まれた私には、雪の降る状況での生活には、関係ないと思っていましたが、
縁があって行った大学が京都市の山にある大学だったので、いきなり、雪の降る状況での
生活には、「ヒヤッと」する事がありました。

日本の雪は水分が多いので、自動車のタイヤの跡、人が歩いた跡がすぐにそのまま固まり、
大変危険です。

雪のイメージとしては、俗に言うパウダースノー、さらさらの雪があったので、
水分を含んで雪の怖さには、驚きました。

歩き方や、靴用のスパイクがあり、それを利用して、注意してあるかないと、
本当に転ぶことがあります。
転んだ道は、水分の多い雪なので、ずぶ濡れになります。

特に、手は、何も持たない状況で歩かないと、頭を打つ危険もあります。

本当に冗談ではなく、転んで頭を打って救急車で運ばれる方を見ました。
(特にオミクロン株の感染がある現在、救急車を呼んでも、すぐに対応できない状況もございます)

自動車の運転も、大雪の際は、避けた方が賢明です。
行きは大丈夫でも、帰りが大雪が通行できない場合がありますし、雪道に慣れていない、
通常の道と同じ感覚で運転していると、危険な目に遭います。

「雪」ひとつでも、降り方、地域によって、災害になり得るので、
気を付けたいですね。
(子どもの頃は、雪が降ったら、雪合戦ができると嬉しかったのですが、
やはり、大人になると、面倒な事と思いますね。)

2022.02.08

「ルール」は、何のためにあるもの⁉

昨日、北京オリンピックの髙梨沙羅 選手のジャンプ後に服装に規定違反があり、失格。

「えっ~~」

最近、実務をしながら思う事は、法律が時代遅れになり、社会発展、経済活動の阻害に
なっていると感じる事が多々あります。

「ルールは、守るもの」それは、当然ですが、
法律が社会、経済活動を阻害するものになってはならない、と思います。

時代に応じて、法律は改正、廃止、制定されて、社会も成長するものです。

法律実務家が、ご依頼者の相談に際して、
「これは、法律でこうで、出来ないんです」
という場面がございます。

勿論、ルールに沿って、ご依頼に応えないといけないのは当然ですが、
よく法律を読んでいると、制定が昭和45年、戦後のまま、改正されていない法律で、
現在の社会を動かしているという事実に気付き、法律を時代に合わせる提言をするのも
法律家の役割だと思っております。

それ故、岡山県司法書士政治連盟の幹事に就任して、立法府すなわち国会議員の方々との
関わりで、実務の現状を訴えて法律の改正に動いて頂くのも重要な役割と考えております。

個人的な見解ですが、岡山県の司法書士の皆さん、是非、岡山県司法書士政治連盟に加入頂き、
実務の声を政治に届けましょう。

2022.02.07

統計学とAIの戦い

 現在、多くの都道府県でまん延防止法の発令により、自主的な行動制限のもとにあります。

オミクロン株の感染力は、今まで以上の脅威で、多くの感染を広げています。

しかし、面白いデータを昨日、見つけました。
民間のシンクタンクが、人流や諸外国のオミクロン株の感染波、感染者数をビックデータにして
AIによって解析したら、ピークは今週頭で、感染者は減少する、という解析でした。

感染学の専門家は、これからも、より感染が広がる、と発表されていますが、
どちらの予測が、より未来を予知できるのか、とても興味深いです。

日本は「鎖国型対策」を経済では、しております。

それがもたらす、「負」の影響と、オミクロン株の感染の「負」の影響、
果たして、将来どちらの対策が暗い影を落とすか…

AIという人口知能が存在する今、どのようにAIと付き合うか、
このオミクロン株の感染を通して考えて行くべきではないでしょうか。

2022.02.03

子ども、女性の権利擁護について民法がようやく改正へ

お知らせで挙げているように、民法の中でも相続法に続き、
私の中ではあるが、「嫡出子推定廃止」と「子どもへの親権者の懲罰権の廃止」
の悪法の改正がようやくなされる。

実務で、夫のDV問題、養育費不払い問題と、弱者の子どもを本来、「法」が擁護すべきなのに、
「強者」を容認しているこの民法規定に違和感があった。

世界では、人権と大きなくくりではあるが、動きだそうとしている。

民法の制定された大日本帝国憲法は、国民主権時の法律ではない。

もっと、大きく今一度、見直すべきと考える。 

2022.02.01

相続土地国庫帰属法の新設

 民法、相続法、不動産登記法の改正と伴に「相続土地国庫帰属法」が新設されます。

でも、国が引き取ってくれる土地については、私見ですが、ハードルが高い様に思います。

①更地でないといけない。
②担保権等の設定がない。
③境界紛争がない。
④土壌汚染がない。等々

日本国憲法に私有財産制度があるので、民間の土地については、
私的自治で、国が関与しない原則の中、ある意味画期的な対策に思えますが、
どれだけの方が利用されるのでしょうか?

該当する土地に関しての審査もあり、中々、実務運用が難しそうな気が致します。

細かいところの法律の改正もございますので、また、情報提供させて頂きます。