これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2021.10.14

衆議院解散総選挙と信託

 「日本国憲法第7条によって、衆議院を解散する」

本日、衆議院が解散され、いよいよ選挙がスタートします。

解散の際に「万歳」をするのは、諸説ありますが、
「選挙、頑張ってもう一度、この場所に戻ってこよう」と鼓舞するため、
「天皇陛下の解散勅旨が聴けた」という天皇陛下に対する敬意、
等々、ございますが、真相は定かではございません。

「清き1票を!」

この国会議員の選挙における投票行為は「信託行為」です。

委託者は、国民、受託者は候補者、受益者は、もちろん国民です。

信託財産は、国家運営に関する全て、です。

とても大きな信託を気付かないうちに行っているのです。

だからこそ、投票しないといけません。

民主主義の根本は、選挙です。

この民主主義を勝ち取るために、命を落としている、血が流れている
国もあります。

自分たちで選挙出来ること自体、実は当たり前ではないのです。

31日は、投票に行きましょう。

2021.10.11

社会インフラの老朽化と相続登記未了問題

 先週、東京を中心とする関東圏で大きな地震がありました。
天災が起きて改めて思うことは、当たり前に電気が使えて、時間どおりに電車が来る。
蛇口をひねるれば、きれいな水が出てくる。

これは、当たり前ではないという事でしょうか。

多くの方が保守に日々関わられ、点検された上の事だということを。

和歌山県で水道管が破裂して、水の供給ができなくなったと報道に
ございました。

老朽化が問題ではない、と言っている報道もございますが、
私は老朽化が一番の問題だと思います。

現在の日本の水道網は、高度経済成長期に設置されたもので、
工作物ですので、やはり、寿命があるでしょう。

いざ、日本各地の水道網を再構築するには、多額の税金が必要になってきます。

高度経済成長期は、人口増加の時期でもありましたので、
水道網の構築は大きな意義のあるものでした。

しかし、少子高齢化の日本において、そこまでの水道網の再構築と費用の
問題があるように思います。

あたかも巨大マンションの建設と同時に空き家問題という矛盾のある社会と
問題は似ているように思います。

また、水道網や社会インフラの再構築の際に私人の土地を使う場合には、
土地所有者の許諾が必要になってきます。

そこで、所有権者不明の土地問題も同時に関わってきます。

電気、ガス、水道は人間の生命に関わるインフラです。

是非、岸田政権には、この点もマニュフェストに記載して頂きたい課題だと
思います。

2021.10.07

ノーベル物理学賞真鍋教授から学ぶこと

 2年ぶりに日本人がノーベル賞を受賞されたことは、皆さん、ご存知だと思います。

ノーベル物理学賞、真鍋教授。

物理学といっても、気象、気候変動に関することを、現在「SDGs」と言われる
持続可能な社会がテーマになっていますが、この基礎を数十年前から研究されて
おられたようです。

日本が高度経済成長期にCO²を排出して、経済発展していたことに当時から
警鐘をならされていたのでしょう。

よって、日本では研究の環境がないため、アメリカに行かれて、研究を続けてこられた
そうです。

一つの事をテーマに研究を続ける事は容易ではないが、自分の信念さえあれば、
間違ったものでなければ、必ず、光が当たる。

いくら時代、環境、境遇によっては、批判、否定される事もあるかもしれませんが、
多数派が言っている事が必ずしも正しいわけではないです。

その事を証明して下さったのだと思います。

真鍋教授、ノーベル賞受賞、おめでとうございます!