これからは未来信託
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ブログ

2021.08.10

東京オリンピック閉会

 場外、場内で色々な賛否がございましたが、東京オリンピックが閉幕しました。

『4年に一度の大会』が一年延期になり、選手の皆さんはコンディショニングが想像を絶する程、
大変だったと思います。

その中でも、色は関係なくメダリストの皆さま、本当におめでとうございます!
心からお祝い申し上げます。
メダルに届かなかった選手、予想どおりには結果が出なかった選手の方のほうが
多くいらっしゃると思います。
最期まで、戦い抜いて、あの舞台に正々堂々と立って、戦われた事、
これは、素晴らしい事だと思います。
本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

このオリンピックで感じた事は、賛否あっても『自分の後悔しない、自分で選択した道を行く』
ことが、大切だと思いました。

批判したり、大勢が賛成する方につくのは、容易く、もしかすると格好いいことだと思います。

でも、批判する以上は、その対案を出して批判すべきです。
大勢の側についていれば、正しいとは必ずしも、そうではございません。

『声が大きい者の方に事が流れてゆく』
これだけは、避けたいと私は常に思っております。

新型コロナ、気候変動による酷暑、豪雨災害、我々に課せられた問題は沢山あります。

その現状を日々、少しでも考えて行動していきたいものです。

2021.08.05

『見方』を『味方』に変える。

 オリンピックに今回から正式種目になった「スケートボード」や「BMX」と言った
ストリート系のスポーツは、以前まで公園や街での「迷惑者」とされてきた様に思います。

「この公園では、スケートボード等の乗り物遊具の使用は禁止」

と、ベンチや手すり、タイルを壊す恐れや、事故の危険があるからでしょう。

しかし、オリンピックで日本人選手がメダルを勝ち取ると、
スケートボードやBMXの自転車を扱うお店への問い合わせが増えて、
競技人口が増える兆候です。
また、施設も専用の公園が設営され、一大ブームになるかもしれません。

「e-sports」も同じことがいえるでしょう。
家でテレビゲームに興じている姿は、かつては「遊んでいる」と親に思われ、
「はやく勉強しなさい」と、言われた時代が私の学生時代でした。

ところが、「e-sports」は、「遊び」の分野を飛び越え、「世界」まで飛び越えて、
ひとつのスポーツ競技になっております。
「e-sports」専用の椅子(ゲーミングチェア)や専用のキーボードが販売され、
こちらも一つのビックビジネスになっております。
アメリカの「e-sports」選手の上位は、年収3億以上の方もいらっしゃるほどです。

これは、「テレビゲーム」=「遊び」から「ビジネス」になっており、
周囲の見方(ミカタ)が、一躍、親族も味方(ミカタ)になって応援される
時代になったようです。

しかし、どちらも共通しているのは、懸命に頑張った人達がいるという事だと思います。

それを理解し、支えてくれた人達がいるということでしょう。

新たな挑戦するには、まず一歩。
それを踏み出せる、彼らは「恐怖」より「楽しむ」という「前向きな」気持ちがあったから
現在のメダリストやe-sportsプレイヤーが誕生したのだと思います。

何事も「楽しんだもの勝ち」かもしれませんね。

2021.08.03

これからは「乗せる」仕事の時代⁉

 興味深い話をYouTubeで聴いたので、ご参考までにと思いまして。

東京の司法書士法人アコードの近藤司法書士がYouTubeしていらっしゃって
拝見するのですが、私が7年前に事務所の開業にあたって、大学生の時に所属していた
ゼミの先生がアドバイス下さったことと、共通する内容で、「なるほど」と、
改めて納得したので、投稿します。

近藤司法書士は、YouTubeで福岡のコンサルの方に「仕事は大きく3種類に分けられる」と
お聴きになったそうです。それは...

①「抜く」仕事
②「張る」仕事
③「乗せる」仕事

①は、日本の従来の職業形態で、酒屋の卸業や物販の小売業、又は我々士業の従来業務
すなわち、価値の提供は誰がしても変わらない、価格競争になりやすい、150円のお茶を
買う際に、コンビニでもスーパーでも自動販売機でも代わる仕事です。

司法書士で言うなら、「登記業務」といったメイン業務、税理士で言うと「記帳代行、申告業務」
行政書士なら「許認可業務」。どの同士業がしても基本、結果が同じでないといけない業務です。
(そうしないと、登記も許認可業務も通りませんから)
この業務を生業に出来たのは、社会が成長期であったからだと思います。

②は、不動産業者や株の投資家が、安く対象を買い、高く他に売って利益を得る仕事です。
株式投資はすでにAIが行っているケースも多くなり、不動産に関しても何かプラスアルファが
必要なお仕事だと思います。

③は、これからも生き残れる仕事です。
その人にしか出来ない価値を提供する、提案型のお仕事です。
これは、かつての国家資格の業種でしたが、既にDX(デジタルトランスフォーメーション)
AI(人工知能)、ディープラーニングによって、ビックデータがあれば、AIが答えを最適なものを
出してくれる世界になりましたので、国家資格は残念ながら、これには、もう該当しないと思います。

しかし、国家資格のメイン業務が減少しても、そこに附随する業務がメインになれば、
十分に生き残れると私は思っております。

ここで7年前、開業するにあたり、私の恩師がはなむけの言葉として下さった言葉を
思い出しました。

『これからは、司法書士の日下君ではなく、日下君が司法書士をしているから、相談してみよう
と、思ってくれるファンを誠実にたくさん増やしていって下さいね。初めは大変だと思うけど、
出来るはずだよ』と、おっしゃって頂きました。

今も、それを実践し続けているので、困難な事や壁も多いですが、『なりたい姿』があるので、
お蔭さまで、仕事をさせて頂いております。

私にしか出来ない、仕事、ご提案、「何かあると、ふと頭をよぎる存在」になれるように
改めて頑張って行こうと思います。

岡山も新型コロナ感染拡大で、明日から飲食店では時短要請が始まります。
まさか、ZOOM等を通して会議をする事は、遠い将来の事と思っておりましたが、
実際、今、活用していますよね。
「こうしたら儲かる」「こうしたら成功する」「こうしたら合格する」といった
「出来る本」が、巷にありますが、それらは通用しなくなる時代だと思います。

個人的感想を言うと、それをして成功したり、儲かったりするのは、「たまたま」という
運のしろものだと私は思っております。

自分で決めた「WAY」を、歩んでいきたいと思います。