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2021.08.23
リスクマネジメントの時代
東京オリンピックの開会式の際して、IOCのバッハ会長は
「コロナリスク0にする」と、おっしゃっていました。
そもそも現代、様々なモノやコトが整備されても
「リスク」は存在します。
かつては、「リスク回避」が注目されていましたが、
「回避すること」こそ、不可能な時代です。
それよりも「リスク」を想定して、予め対応策をとっておく。
事後に行うことは、「対策」とは言いません。
それは、「対応」「処置」です。
「対応」「処置」は、リアクションになるので、
アクションよりも、当然、限定的なものになります。
やはり、「リスクマネジメント」の重要性が顕著になります。
我々、士業は「リアクション」を中心とした、事後処理の業務が多い様に思います。
しかし、これからは、「アクション」、こちらから予め対策の行動をしておく、
そこで「リスク」を顕在化して対策を講じておく。
100%か0%の時代では、ありません。
どれだけ、自分の範囲内で物事を進められるか、
サッカーでいうと「ボール支配率(ポゼッション)」が高い様にする策を
ご提供して参りたいと思います。
2021.08.23
想いが入ってしまうセミナー
昨日、岡山市南区西市にある有限会社西孝様で『相続実務事例セミナー』をさせて頂きました。
多くの方にご参加頂き、誠にありがとうございました。
第3回目のセミナーで、今回は私が実際に経験した内容を少し変えて事例を通して
相続、資産承継を勉強して頂く内容で行いました。
やはり、知識や制度をご教示する内容と違い、その実例の当時を思い出して
内容や口調も力が入ってしまうものですね。
かつて、
『セミナー講師には2パターンがあって、一つは「アナウンサー型」ともう一つは、
「予備校講師型」にわかれる。セミナー講師は、「アナウンサー型」では、不十分。
アナウンサーは、事実を丁寧に伝えるのが第1のお仕事。予備校講師型は、何か情報を
持って帰ってもらう姿勢が大切な仕事。それを意識するだけで、講師として一流になるか、
二流になるか、決まってくる』
と、聴いたことがありました。
私も意識しながら、貴重な時間を使ってご参加頂いた方には、是非、有意義な時間と
少しでも情報を持って帰って頂きたいと思ってセミナーをさせて頂いております。
経験したお話は、「今なら、こういう提案もできる」と、後悔や色々な想いが湧いてきますね。
自分の経験を活かして、少しでもよりよいご提案、業務が出来ればと思って
これからも精進して参ります。
昨日、セミナーにご参加頂いた皆さまで、ご相談がございましたら、
是非。幣事務所までご連絡下さい。
よろしくお願い致します。
2021.08.18
昨今の気候変動で、思い出すこと。
8月の半ばは、灼熱の太陽で汗だくだくの日々を昨年は過ごしていましたが、
今年は、戻り梅雨というより、災害の豪雨ですね。
インド洋から偏西風にのって、多くの雲が日本列島を襲っているようです。
この気象異常、思えば、私が小学生のころ、
「フロンガス撤廃、オゾン層が破壊されるのを皆さんで防ぎましょう 」
と、フロンガスを使用している冷蔵庫の買い替えを促進したり、ガスを利用した
スプレー缶の使用を抑制したり、「フロンガス」「オゾン層」という言葉が
いまだに頭に残っています。
地球のオゾン層は、一体、今、どうなったのでしょうか?
オゾン層が破壊されたから、地球の温暖化や有害な紫外線で環境に影響を及ぼして
いるのでしょうか?
はて?
あまり、理系は得意ではないですが、かつて、あれだけ広報されていたのですから、
今、どのような状況か真に「知る権利」は、あるように思いますが。
何よりも、この豪雨による災害が最小限度でおさまる事を祈るのみです。