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2022.09.21

【私見】登記ソフトについて

 広告で「freee」と言う登記ソフトで簡単に登記ができる、ものが流れています。

一時期、士業の業務がAIに代わられると言う話題で、士業者の受験者が減ったという
雑誌やマスコミ報道にございました。

私個人的に思うのは、ご依頼者側で、「なにを士業者に求めるのか?」で、
AIか士業者・人間かで選択頂ければ良いと思っております。

「一時的な単純な会社の役員変更」なら、安価なAIソフト事業者にご依頼頂ければと
思います。
なぜなら、膨大な過去の先例や情報というビックデータが存在するからです。

しかし、今後の会社の事業承継を踏まえたり、不動産の相続登記後の売却を
考えたり、戦略的な業務は、やはり、士業者に依頼すべきでしょう。

ビックデータが存在しないので、答えを導きだすことが出来ません。

行政書士業務の許認可業務の書類作成も「freee」というソフトがあるようです。

こちらも、過去の事例というビックデータがあるので、AIが大幅に代替する業務でしょう。

AIというものが、存在する今、このAIを否定はできないと思います。

士業者が本来、ご依頼者に提供すべき事は、何か?
ご依頼者は、何を士業者に求めているのかを、考えて業務にあたるべき時が
来たのではないでしょうか?