これからは未来信託
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ブログ

2021.08.30

若者へのワクチン対策と政治

 先日、岡山県司法書士会へ入会された方向けの新人研修会で、司法書士政治連盟の役割をご説明
して、入会の案内をしてきました。

「政治」と名の付く団体、組織には若干アレルギー反応がある方がいらっしゃいます。

しかし、日常生活において、「政治」は切って切れないものです。

国会では、「法律」が制定され、地方議会では「条例」が制定され、
私たちの生活を動かすもの、規範になるものが決められています。

その議会を構成しているのは、私たちが選挙で投票して負託した議員さんです。

もう数十年前にはなりますが、自民党の一党独裁政治といわれた時代があります。

その当時の総理大臣で国会議員選挙の際は、「若者は、選挙の日には家に居て欲しい」
といって、バッシングされたことがあります。

これは、若者は「無党派層(特定の政党を支持していない)」が多いので、
その影響を恐れた発言だったのでしょう。

でも、若者へのワクチン対策を見ていると、政治家のこの悪しき傾向が変わっていない様に
思えます。
東京の渋谷で予約なしでワクチン接種ができるとして、準備したのは数百人分。
東京の人口からすると、準備数が少なすぎるのは、明白でしょう。

高齢者に向けてのワクチン接種は、あれだけ急速に尽力したのに、
若者向け、60歳以下も含めて、対応が遅すぎると思います。

いままでの「アルファ株」ではなく「デルタ株」は若者も重症化し、感染力も強いものです。
その変化にも対応できていない、ここに若者は政治に興味をもって、選挙に行くべきだと思います。

一般企業には、テレワーク、7割会う人を控えてください。
と、国会議員はじめ総理大臣は国民にお願いする以上は、
自ら国会をオンラインにして、議論すべきではないでしょうか?

お願い、お願いと国民に要請するなら、そうすべきでないと、
納得できない、という方がいらしてもおかしくありません。

ワクチン対策をとっても政治とは深い繋がりがあります。

一番してはいけないのは、「政治に無関心」になることです。

関心をもって、きちんとご自身の貴重な一票は投じるようにしたいですね。