これからは未来信託
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ブログ

2020.05.29

『ラクロス』という球技をご存知ですか⁉

 今日は、私が大学生の頃、クラブ活動をしていた『ラクロス』という球技をご紹介したいと思います。

『ラクロス』という球技は、古代カナダやアメリカ、イギリスでの領有地の争いが原点です。
すなわち、領有地をめぐる「殺し合い」が、端的に言えば、スポーツになったものと、言われています。
(諸説ありますが)
なので、激しい球技です。また、おそらく球技のなかで、男性、女性とルール、プレイスタイルが大きく
違います。
『ラクロス』といえば、かつてドラマで観月ありさが、ポロシャツにチェック柄のミニスカートとい
スタイルでするイメージがあり、おしゃれなスポーツと思われている方が多いと思います。

しかし、男子ラクロスは、メットをかぶり、プロテクター、エルボー、グローブといった
『アメフト』と変わりのない、防具を身につけてプレイします。
なんせ、ボールは、硬式野球のボールをゴムで巻いただけですから、当たると、痛いです。
まして、『シュート』を『ショット』と呼びますが、アタッカー(サッカーでいうフォワード)が
打つ『ショット』は、時速140キロぐらい出す選手もいます。
手に持っているスティックみたいな道具は、『クロス』と呼ばれ、攻撃陣は短いもの、ディフェンスは
長いクロスを持ってプレイします。
その『クロス』も金属のチタンでできており、チェックという、ボールをキープするプレイヤーの
ボールを落とそうとするプレイも反則では、ありません。

私はディフェンスというポジションをしてましたので、長いクロスでプレイしてました。

試合時間は、20分の4クオーター。コートも50㍍×100㍍で、サッカーと同じ広さです。
ゴール裏の攻防があるのが、『ラクロス』の醍醐味かもしれません。

長々となりましたので、また、ブログで紹介したいと思います。
おそらく、『球技の格闘技』は、『ラグビー』でも『アメフト』でもなく、『ラクロス』である事を
ご紹介したいと思います。

2020.05.28

『ことば』の使い方 Vol.2

 本日は、私が今でも覚えている『ことば』の使い方で感銘を受けたエピソードをご紹介します。

もう、数十年前のお話です。
メールもFAXも普及していない、1970年代。
日本の高度成長期の、ある中小企業の総務担当の女性の方の電話での出来事です。

その女性が勤務されていた会社は、業績不振で会社をたたむ業務をしていた際のことです。
会社の電話が鳴り、女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらでは、ございません」
間違い電話の様でした。
また、女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらでは、ございません」
2度、間違い電話がありました。そして、次の女性の電話での対応で、奇跡が起こります。

電話が鳴り、その女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらではございません。
よほど、ご縁がございますね。」と、対応されました。
その電話をかけていた方は、ある大企業の社長さんで、この「よほど、ご縁がございますね」という、
間違い電話にも関わらず、素晴らしい対応だと感銘を受けられて、次の電話で、その女性の会社に
今度は、間違えではなく、女性に「社長さんは、お手すきですか」と、会社をたたみかけていた社長に
お仕事、取引をしたい旨を申し出て、会社は、無事、たたむ事なく、大きな企業に成長されたそうです。

その電話対応の女性が、間違い電話にも関わらず、「よほど、ご縁がございますね。」という『ことば』が
会社を救ったのです。

「これだけ電話対応が素晴らしい会社は、初めてだ」と、その大企業の社長は感動したらしいです。
間違え電話でも、きちんと、心遣いができる、それだけで、道は開けるから、面白いものです。

やはり、『ことば』は、大切に扱わないといけませんね。

2020.05.26

『ことば』の使い方

一プロレスファンからしても、悲しい出来事がありました。

女子プロレスラーの木村花選手が亡くなった事です。
最近は、女子プロレスを見てなかったのですが、
女子プロレスには、華やかさと同時に技の危険度が高いです。
女性の方が柔軟性があるので、男のプロレス技より危険な面があります。

と、いうより、いくら鍛えていても、強面そうな感じがしても、
見た目と言動、受け止め方は違います。
かつての「ヒール(悪役)レスラー」が、プロレスを盛り上げてくれましたが、
彼らは、とても紳士です。(悪役レスラーの方が、日常生活では好印象だと言われてました)
(「タイガー・ジェット・シン」「アブドラーザ・ブッチャー」「蝶野正洋」)
プロレスもエンターテインメントの世界の一部です。
その役を演じて、プロレスというリングの世界を盛り上げてくれています。

身体は、肉体と精神によって構成されています。
肉体を鍛えていても、同時に精神も鍛えられるか⁉というと、
人それぞれです。一概には、言えません。

「ことば」は、素晴らしいツールであり、時には、凶暴なツールでもあります。
この職をしていると、よくそれが判ります。
「伝え方」で、人に対しての印象は、違います。
「助けたり」「助けられたり」「傷つけたり」「傷つけられたり」
特に相手を直にしないSNSの世界だと、普段は穏やかな方でも、SNSという世界では
凶暴になる方もいらっしゃると思います。SNSもコミュニケーションツールです。
一方的な言動で相手が生意気とか、悪いとか誹謗中傷するのは「みんながしているから」。
SNSがストレス発散の場。これは、理由になりません。
特に「みんながしているから」という理由付けの言動、行動は言語道断です。
こう言われれば、人は傷つくだろうや、自分がされたら嫌だな、という想像力が
コミュニケーションには必要です。その想像力が欠如しているのがSNSの世界の一部の
方だと思います。コミュニケーションには、相手方に立って考える、想像する力が重要です。

「ことば」には歴史があり、時代によっては使い方、意味合いも違ってきます。
特に日本語は、「漢字」から「かな」文化に、はじまり、素晴らしい独自の文化を形成してきたと思います。
その日本語の伝統を汚してはならない、と思います。
SNSという便利なツールを悪用して、日本語という文化のあるツールまで汚して、
人の命を奪ってはならないのです。

木村花選手のご冥福を心からお祈り申し上げます。