これからは未来信託
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ブログ

2020.06.01

欧米から日本は「ミステリアスな国」

 新型コロナ感染予防について、欧米諸国の新聞記事に「日本は『ミステリアスな国』」という表現で伝えられていました。

欧米諸国は、日本より厳しい『ロックダウン』『首都閉鎖』『外出禁止』が徹底されていました。
にも関わらず、10万人当たりの感染死亡者が、数百人、数十人と多くの犠牲者を出しました。
日本においては、『緊急事態宣言』という、罰則のない、言わば要請で、10万人当たりの感染死亡者が
5~7人と、かなり抑える事ができました。(もちろん、尊い命を失ったことには変わりありませんが)

そこで、欧米諸国の研究機関が日本の対応策と結果について、調査しても決定的な結論
(どうして、日本は感染予防ができたのか⁉という結論)に辿りつかなかった様です。
そこで、『ミステリアスな国』という表現に至ったようです。

まだ、ワクチン、治療薬の開発がない限り、終息を迎えることはできませんが、
第2波の予防に向けて、引き続き対策が必要ですね。

もう一つ、『ミステリアスな国』の内容の中に、「日本のビジネスシーンでは、FAXが未だに活躍している」
とありました。技術先進国として、世界中で知られている日本。FAXはアメリカ他の国では、「産業遺産博物館」
に展示されている、「産業遺産」のようです。
このギャップにも、世界中で「ミステリアス」だと思われているようです。

技術を各国に提供しているのに、自国では上手く使えていない、この点も海外の国の方からすると、
『ミステリアスな国』のように感じる要因だそうです。

2020.05.29

『ラクロス』という球技をご存知ですか⁉

 今日は、私が大学生の頃、クラブ活動をしていた『ラクロス』という球技をご紹介したいと思います。

『ラクロス』という球技は、古代カナダやアメリカ、イギリスでの領有地の争いが原点です。
すなわち、領有地をめぐる「殺し合い」が、端的に言えば、スポーツになったものと、言われています。
(諸説ありますが)
なので、激しい球技です。また、おそらく球技のなかで、男性、女性とルール、プレイスタイルが大きく
違います。
『ラクロス』といえば、かつてドラマで観月ありさが、ポロシャツにチェック柄のミニスカートとい
スタイルでするイメージがあり、おしゃれなスポーツと思われている方が多いと思います。

しかし、男子ラクロスは、メットをかぶり、プロテクター、エルボー、グローブといった
『アメフト』と変わりのない、防具を身につけてプレイします。
なんせ、ボールは、硬式野球のボールをゴムで巻いただけですから、当たると、痛いです。
まして、『シュート』を『ショット』と呼びますが、アタッカー(サッカーでいうフォワード)が
打つ『ショット』は、時速140キロぐらい出す選手もいます。
手に持っているスティックみたいな道具は、『クロス』と呼ばれ、攻撃陣は短いもの、ディフェンスは
長いクロスを持ってプレイします。
その『クロス』も金属のチタンでできており、チェックという、ボールをキープするプレイヤーの
ボールを落とそうとするプレイも反則では、ありません。

私はディフェンスというポジションをしてましたので、長いクロスでプレイしてました。

試合時間は、20分の4クオーター。コートも50㍍×100㍍で、サッカーと同じ広さです。
ゴール裏の攻防があるのが、『ラクロス』の醍醐味かもしれません。

長々となりましたので、また、ブログで紹介したいと思います。
おそらく、『球技の格闘技』は、『ラグビー』でも『アメフト』でもなく、『ラクロス』である事を
ご紹介したいと思います。

2020.05.28

『ことば』の使い方 Vol.2

 本日は、私が今でも覚えている『ことば』の使い方で感銘を受けたエピソードをご紹介します。

もう、数十年前のお話です。
メールもFAXも普及していない、1970年代。
日本の高度成長期の、ある中小企業の総務担当の女性の方の電話での出来事です。

その女性が勤務されていた会社は、業績不振で会社をたたむ業務をしていた際のことです。
会社の電話が鳴り、女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらでは、ございません」
間違い電話の様でした。
また、女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらでは、ございません」
2度、間違い電話がありました。そして、次の女性の電話での対応で、奇跡が起こります。

電話が鳴り、その女性が「はい、○○商事でございます。申し訳ございません。こちらではございません。
よほど、ご縁がございますね。」と、対応されました。
その電話をかけていた方は、ある大企業の社長さんで、この「よほど、ご縁がございますね」という、
間違い電話にも関わらず、素晴らしい対応だと感銘を受けられて、次の電話で、その女性の会社に
今度は、間違えではなく、女性に「社長さんは、お手すきですか」と、会社をたたみかけていた社長に
お仕事、取引をしたい旨を申し出て、会社は、無事、たたむ事なく、大きな企業に成長されたそうです。

その電話対応の女性が、間違い電話にも関わらず、「よほど、ご縁がございますね。」という『ことば』が
会社を救ったのです。

「これだけ電話対応が素晴らしい会社は、初めてだ」と、その大企業の社長は感動したらしいです。
間違え電話でも、きちんと、心遣いができる、それだけで、道は開けるから、面白いものです。

やはり、『ことば』は、大切に扱わないといけませんね。