これからは未来信託
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ブログ

2020.07.21

『想い継がれるもの』

 先日、衝撃が走りました。
俳優 三浦春馬さんが亡くなった事です。

僕は、中学生の頃から、好きなミュージシャン、俳優、写真家がいます。
福山雅治さんです。そうです、「マシャ兄」です。

このお二人の共通点は、所属事務所が同じ事。
人柄も良くて、カッコよくて、謙虚で、ストレートで、気遣いの方という点です。

かつて「ガリレオ」というドラマで、マシャ兄が演じる湯川教授の若い頃の役で
三浦春馬さんが演じられました。
「ごくせん」。「クローズZERO」。「クローズ」という漫画が、僕の人生の教科書でした。
三浦春馬さんが演じられた美藤兄弟の弟は、はまり役でした。

まだまだ、彼の演技が観たかったです。
若手俳優の中で、NO.1でしょう。彼の様な俳優、エンターテイナーは、もう現れないでしょう。
いまは、心からお悔やみを申し上げたいと思います。

僕より、若くて才能もあって、素晴らしい方が亡くなるのを観るのは、たまりません。

日本は、法律も政治も、遅れています。
それ以上に、「メンタルケア」の分野においては、物凄く遅れています。
「精神病」というと、日本人は間違った認識で対応しています。

先進国のプロスポーツの選手、トップ経営者には、優れた「精神科医」がついています。
これだけ、情報が溢れ、誹謗愁傷もされる世の中で、一番にさらされているのは、「精神」です。
「風邪をひく」ように「うつぎみ」になるのも、精神的に弱いのではなく、
ごく自然のことです。
肉体の疲ればかりで、精神の疲れの話はあまりされません。

それは、目に見えないからでしょうか、本当に大切なものは、目にみえず、失ってはじめて気が付くのかもしれません。

マシャ兄の曲の歌詞で
「人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、人を憎み、人を赦し、また人を知る」というのがあります。

人生の大切なことが凝縮された歌詞のように思います。
三浦春馬さんは、永遠に作中の中で生き続けることでしょう。

2020.07.20

『モノ』消費から『コト』消費の時代へ

 『モノ』消費とは、実際にお金を支払って、欲しい商品を購入して、自分の『モノ』にすることです。
これは、今までの消費者の欲求は『所有する欲』が、強かったように思います。
欲しいモノを、自分のお金で欲しいモノを手に入れることで、多くの消費者は、その消費欲を満たしていたようです。
(私もそうですが。。)

『コト』消費とは、サービス、実際に体験するというコトに、お金を支払い、満足を得るコトです。
その大きなサービスが、サブスク(サブスクリプション)という定額のお金を支払い、定期の間、サービスの
提供を受けることが可能なコトです。
代表的なのは、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたり、洋服、バックを定期的に借りてみたり、
あと、自動車や美容室、フランス料理、ラーメン屋、居酒屋もこのサブスクのサービスをしているそうです。

よって、所有するより、体験する、という合理的なコトに、若者は、お金を消費しているようです。

確かに『モノ』を所有するのは、管理や処分等の責任があります。
保管する場所も必要になったり、モノを買ったコトで、満足して、そのモノを使わずにそのままに
していたり、と、ある意味『コト』消費の方が、賢い選択かもしれないですね。

かつて買ったCDを見るたびに、どうやって処分しようかと、音楽のサブスクの有意義さを
痛感するこの頃です。

『モノ』消費は、もしかしたら自分の価値で決めているのではなく、他人の価値感で左右されているようにも
思います。
自分自身は、本当は、どこに、何に価値観を見出すのか、それが一番大切なように思います。
『モノ』消費と『コト』消費、賢く使い分けができると、より一層楽しく時間が過ごせそうですね。

2020.07.17

「世代交代」

 将棋の世界で、皆さん、ご存知のとおり、快挙がなされました。

このニュースを見て、「世代交代」という言葉が死語になりつつあるのかな、と思いました。
僕の好きなプロレスの世界には、「世代交代」というカテゴリーは、よく起こって世代間闘争に
なって、大きくファンを盛り上げてくれました。

最近は、突如、大スターが登場するので、この「世代交代」による闘争は、なくなりつつあります。

日本の一般社会においても、「年功序列」がなくなり、「世代交代」はなくなりつつあるのかも
しれません。

しかし、経営者の世界では「世代交代」が大きなテーマのように思います。
後継者が存在しないので、「世代交代」というテーマにならない企業もあるように思います。

体育会系の育ちなので、「世代交代」と聴くと、昔を思い出して、あの頃の熱い想いが
蘇ることがあります。
やはり、何かと闘うということは、人間の成長において、一定の時期には必要な事だと思います。

「負けてたまるか‼」という、熱い想いが原動力になることもあると思います。