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2020.07.20
『モノ』消費から『コト』消費の時代へ
『モノ』消費とは、実際にお金を支払って、欲しい商品を購入して、自分の『モノ』にすることです。
これは、今までの消費者の欲求は『所有する欲』が、強かったように思います。
欲しいモノを、自分のお金で欲しいモノを手に入れることで、多くの消費者は、その消費欲を満たしていたようです。
(私もそうですが。。)
『コト』消費とは、サービス、実際に体験するというコトに、お金を支払い、満足を得るコトです。
その大きなサービスが、サブスク(サブスクリプション)という定額のお金を支払い、定期の間、サービスの
提供を受けることが可能なコトです。
代表的なのは、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたり、洋服、バックを定期的に借りてみたり、
あと、自動車や美容室、フランス料理、ラーメン屋、居酒屋もこのサブスクのサービスをしているそうです。
よって、所有するより、体験する、という合理的なコトに、若者は、お金を消費しているようです。
確かに『モノ』を所有するのは、管理や処分等の責任があります。
保管する場所も必要になったり、モノを買ったコトで、満足して、そのモノを使わずにそのままに
していたり、と、ある意味『コト』消費の方が、賢い選択かもしれないですね。
かつて買ったCDを見るたびに、どうやって処分しようかと、音楽のサブスクの有意義さを
痛感するこの頃です。
『モノ』消費は、もしかしたら自分の価値で決めているのではなく、他人の価値感で左右されているようにも
思います。
自分自身は、本当は、どこに、何に価値観を見出すのか、それが一番大切なように思います。
『モノ』消費と『コト』消費、賢く使い分けができると、より一層楽しく時間が過ごせそうですね。
2020.07.17
「世代交代」
将棋の世界で、皆さん、ご存知のとおり、快挙がなされました。
このニュースを見て、「世代交代」という言葉が死語になりつつあるのかな、と思いました。
僕の好きなプロレスの世界には、「世代交代」というカテゴリーは、よく起こって世代間闘争に
なって、大きくファンを盛り上げてくれました。
最近は、突如、大スターが登場するので、この「世代交代」による闘争は、なくなりつつあります。
日本の一般社会においても、「年功序列」がなくなり、「世代交代」はなくなりつつあるのかも
しれません。
しかし、経営者の世界では「世代交代」が大きなテーマのように思います。
後継者が存在しないので、「世代交代」というテーマにならない企業もあるように思います。
体育会系の育ちなので、「世代交代」と聴くと、昔を思い出して、あの頃の熱い想いが
蘇ることがあります。
やはり、何かと闘うということは、人間の成長において、一定の時期には必要な事だと思います。
「負けてたまるか‼」という、熱い想いが原動力になることもあると思います。
2020.07.16
法務局での「自筆証書遺言」保管制度開始から1週間。
昨年の7月1日から、始まった相続法の改正の一つの目玉である「法務局での自筆証書遺言保管制度」が7月10日より、
開始されました。
原則、遺言書は、自筆で(パソコン不可)すが、財産目録は、不動産では登記事項証明書、預金通帳のコピーで、
足りる事になりました。
なかなか、自筆証書遺言を作成しようとすると、財産目録の作成が難しいというより、ややこしかった様に
思います。
あと、保管先に悩まれていたと思います。今までですと、「遺言信託」という金融機関の商品で手数料が高くつきましたが、
この「法務局での自筆証書遺言の保管制度」は、支払う手数料は、3900円です。
また、自筆証書遺言ですと、遺言書を開封するときに家庭裁判所での「検認手続」が必要でしたが、
この制度をりようされますと、「検認手続」も不要です。
しかし、預かる際の法務局の手続きは、形式的なもので、遺言書として、法的に有効か、という
判断はしてくれません。そこは、あくまで「自筆証書遺言」ということで、ご自身で書いて下さい、とのことでしょう。
よって、是非、この制度をご利用される際は、我々、専門家にまずは、ご相談下さい。
折角、遺されようとした、貴方のご遺志が、後世に伝わるように、法的に有効になるように
アドバイス等させて頂きます。
その際は、色々なお話も伺いながら、アドバイスさせて頂きます。