ブログ
2020.07.27
『相続節税 賃貸活用に誤算』
『相続節税 賃貸活用に誤算』と、昨日の日経新聞にありました。
コロナ禍で、テナントの会社がリアルオフィスを閉鎖したり、飲食店、カラオケ店のテナントから
家賃の減額請求をされたり、と賃料が減少しているようです。
『節税』をするには、リスクを伴います。
『相続税』といった一通過点を見れば、節税効果はあるかもしれませんが、
長い目で、見ると、『節税』を中心にアクションをすれば、リスクは伴います。
特に『少子高齢化社会』において、不動産の賃貸経営は、どこかで必ずリスクが
発生します。
需要とする、若者の人口が減り、高齢単身世帯が増えた今、賃貸物件を借りる際の
連帯保証人の適格者が見当たりません。
最近では、『身元保証人』という、私個人の意見ですが、士業者が手を出し始めています。
どれも、お金目当てのやり方しか、見えません。
この『身元保証人』をする士業と、賃貸物件を扱う不動産業者が手を組んで
ビジネスを新たに構想しているのでしょう。
この手のビジネスには、必ず、穴があります。
心のある士業の方には、お勧めするビジネスではありませんね。
2020.07.27
「相続」「会社の将来のこと」などの、お悩みがございましたら、当事務所へ
最近、親族の相続や会社の将来、事業承継も含めて、ご相談頂く機会が増えました。
とても、有難いことです。
ドラマや映画で、会社の買収や敵対的な内容がやはり、視聴者の目を引くようです。
何もトラブルなく、物語が進めば、ドラマや映画にはなりませんね。
それは、あくまでフィクションの世界であれば、言わば他人事なので、客観的にみれるので、
とても興味深いです。
しかし、このようなフィクションの世界での事象は、時として現実に起こります。
そのフィクションの世界に入らないために、何らかの予防対策が必要になってきます。
予防策すなわち事前対策をしておけば、その対策には選択肢があり、貴方の選択する余地が広がります。
しかし、事後であれば、「法律」それも選択肢のほぼない世界で、貴方は意思表示、決定をしなければなりません。
後は野となれ山となれ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが原因で、思わねところで
紛争が発生し、真にドラマや映画の世界に引き込まれるかもしれません。
是非とも、せっかく、ご自身が築かれた、守られた財産は後継者に貴方から直接に『想い』を添えて
『渡す』『託す』ことをお勧めしております。
決して、ドラマや映画のフィクションの世界に入らないように。。
それだけは、避けて頂きたく思います。
2020.07.21
『想い継がれるもの』
先日、衝撃が走りました。
俳優 三浦春馬さんが亡くなった事です。
僕は、中学生の頃から、好きなミュージシャン、俳優、写真家がいます。
福山雅治さんです。そうです、「マシャ兄」です。
このお二人の共通点は、所属事務所が同じ事。
人柄も良くて、カッコよくて、謙虚で、ストレートで、気遣いの方という点です。
かつて「ガリレオ」というドラマで、マシャ兄が演じる湯川教授の若い頃の役で
三浦春馬さんが演じられました。
「ごくせん」。「クローズZERO」。「クローズ」という漫画が、僕の人生の教科書でした。
三浦春馬さんが演じられた美藤兄弟の弟は、はまり役でした。
まだまだ、彼の演技が観たかったです。
若手俳優の中で、NO.1でしょう。彼の様な俳優、エンターテイナーは、もう現れないでしょう。
いまは、心からお悔やみを申し上げたいと思います。
僕より、若くて才能もあって、素晴らしい方が亡くなるのを観るのは、たまりません。
日本は、法律も政治も、遅れています。
それ以上に、「メンタルケア」の分野においては、物凄く遅れています。
「精神病」というと、日本人は間違った認識で対応しています。
先進国のプロスポーツの選手、トップ経営者には、優れた「精神科医」がついています。
これだけ、情報が溢れ、誹謗愁傷もされる世の中で、一番にさらされているのは、「精神」です。
「風邪をひく」ように「うつぎみ」になるのも、精神的に弱いのではなく、
ごく自然のことです。
肉体の疲ればかりで、精神の疲れの話はあまりされません。
それは、目に見えないからでしょうか、本当に大切なものは、目にみえず、失ってはじめて気が付くのかもしれません。
マシャ兄の曲の歌詞で
「人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、人を憎み、人を赦し、また人を知る」というのがあります。
人生の大切なことが凝縮された歌詞のように思います。
三浦春馬さんは、永遠に作中の中で生き続けることでしょう。