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2020.10.27
「空き家」とスズメバチ
今年は、酷暑とコロナ禍のせいで、身近にスズメバチの巣があることに気づかず、
被害に遭われる方が多いようです。
酷暑のため、スズメバチは巨大化しており、2センチほどに成長しているスズメバチも
いるようです。
スズメバチでも「キイロスズメバチ」は、猛毒で、人を死に追いやる程、危険な生物です。
それも街中に大きな巣を今年は作っているようです。
コロナ禍で、人の往来が少ない今年は気付かないうちに、巣が大きくなりスズメバチの数も
多いようです。
その巣をつくるところに、特徴があります。
庭の手入れがされていない、空き家の庭の木や、木造空き家の軒下に大きな巣を
作っているようです。
人間が駆除しないと、巣は巨大化して、スズメバチの数も数百匹と、恐ろしい場所に
なります。
やはり、人が住まなくなった家には、人間以外の動物が侵入してくるので、
この点も「空き家対策」の一つとして考えるべき事ですね。
2020.10.26
「第〇次産業革命」
歴史上、産業革命は起こり、社会構造は変化し、それは世界全体で起こってきました。
その「産業革命」が今、起こっているのかもしれません。
「リアルオフィスの廃止」「単身赴任制度の廃止」「営業所、支店の統廃合」
さらには、「週休3日制導入」、「不動産の電子取引開始へ」と、
数年前に「IT革命」と言われましたが、今回は更に進んだ「AI・IoT革命」に伴う
「働き方改革」が生じているように思います。
我々、士業の世界もリアルに「業務革命」が必然的に起こるでしょう。
かつての当たり前が当たり前ではなくなる事が増えてくるように思います。
この社会変化に司法書士は、どのようにして対応して「国民の権利擁護」を
行うか、それは、個々の司法書士にかかっていると思います。
私も、「かつてから、こうだから。」とか「今までの実務は、こうだから」と言う、
現代社会に適していない点も問題提起しながら、業務にあたり、より円滑に適正に
手続きが行えるように尽力して参ります。
「民事信託」の適切な普及にも今まで以上に力をいれて参ります。
2020.10.22
「首都圏、最終電車時刻引き上げ」コロナ禍ではない、深刻な理由とは⁉
「首都圏、最終電車の時刻引き上げ」という報道がされました。
コロナ禍で利用客が減少し、企業の利益が赤字になったという理由も一つにはあるようですが、
実は、それ以上に深刻な問題が、ここにも影響しています。
それは「労働者の高齢化問題、人手不足問題」です。
夜中に終電から始発電車までの間に作業員の方が線路等の保守、点検をされて安全な運行が
されています。
その作業員の方の高齢化と、人手不足で、保守点検に時間が今まで以上に必要になるため、
終電と始発の間の電車が運行していない時間を確保するために、最終電車の時刻を早める
ようです。
「働き方改革」「デジタル政府」と言い、あらゆる社会問題がコロナ禍によって、
促進されるのは、もはや、皮肉以外の何物でもないでしょう。