これからは未来信託
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ブログ

2021.03.03

「人間はビー玉みたいなもの」

 宮沢賢治が「人間はビー玉みたいなもの」と、例えた話があります。

ビー玉は、ガラス玉なので、ビー玉同士だと互いに綺麗に写す。
そこがキレイでよいことろだ。

ビー玉を人間に置き換えると、お互いがお互いを写し出している。

しかし、嫌いな人、興味のない人に対しては自分が心を閉ざして、
相手に自分を写らなくさせる。
つまり、心を開かず、閉ざしたままにしてしまう。

いつも自分というビー玉を磨いておいて、色々なビー玉に写り、
写されたい。

というのが、宮沢賢治が人との付き合い方で、いつも心掛けていたことの
ようです。
とても、深い話だな、と思って、ことある事に。宮沢賢治のこの話をさせて頂いております。

自分磨き、というのも、自分に心を開くことなのかもしれませんね。

2021.03.01

「FIRE」という生き方

 先日、本屋で「FIRE」という生き方の書籍が目に留まりました。

「FIRE」・・サラリーマンを30代までの間で給料の大半を投資に
回して、資産を増やして、株式投資のインカムゲイン(配当金)
で生活できるようになったら、会社を辞めて、自由な職業に就く
という生き方

早期退職が45歳といわれる現在、多様な生き方があってもよいと僕は思います。
そう、人生は自分のものですから、後悔なく生きれるのが一番ですね。

僕の幼い頃は、「年功序列」がありました。
しかし、僕が成人にむかっているのと同時に「実力主義」「年功序列制度」が廃止されました。

今も企業によっては、「年功序列制度」の会社もありますが、それも会社の選択の自由でよいと
思います。

しかし、ここ数年で「働き方」が変わりつつあるのですが、相変わらず、「会社に行くことが仕事だと」
考えていらっしゃる方もおられます。

それも価値観かもしれませんが、アフターコロナでは、どうなっているのでしょうか?

僕もそうですが、決めた事を行動に移して、少しづつでも成長に結びつけたいですね。

2021.02.25

「相棒19ー杉下右京に教えてあげたい、殺人事件にならない事業承継ー」

昨日の「相棒」は、皆さま、ご覧になられましたか?

老舗の眼鏡店の相続というより、会社の事業承継が殺人事件のネックになったドラマでした。
経営者の母親、長男、次男、長女の三兄弟の跡取り候補、女性番頭、眼鏡職人。
女性番頭が何者かに殺され、その現場に長男がいて、その殺人現場を弟の次男が発見する…

最近、事業承継、M&Aなど専門家がさまざまなセミナーをZOOM等のオンラインで開催してます。
スキーム(計画)は、これだ!と、一方通行で、会社の数字、規模しか見てない、いや、しか見れない
専門家が多いように思います。
このような専門家が担当した事業承継は、もしや「相棒」のドラマのように、事件に発展しかねません。

なぜなら、会社組織は、経営者だけでなく多くの人間が関わっております。
その方々は、それぞれに会社に対する「想い」がございます。
勿論、最終に決定するのは、会社のオーナー株主さんですが、まだ心が決まらない間に、決定してしまうと、
要らぬ心配事が増えます。

しかし、自社株を信託して、信託財産にしていると、将来、「後戻り」も可能です。
すなわち、「この後継者は、違った。他の後継者にしよう」と言ったこともできます。

まだ、不確定なうちでも「事業承継」のスタートは可能です。
しかし、M&Aなどで「身売り」してしまうと、後戻りできませんし、そこには「リスク」が
ございます。

信託の「承継機能」を理解している専門家が、昨日の「相棒」に登場していたら、
そもそも杉下右京の出番もないので(殺人事件が発生しない)ドラマになりませんが...

相続をめぐる殺人事件がサスペンスやドラマでありますが、信託を活用されると、
それも未然に防ぐことも可能かと、昨日、「相棒」を見ながら思いました。