これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2021.06.07

便利さの裏返しにあるもの

「ドローン」の開発によって、空撮映像や荷物の運搬、山の測量など、
人間の労力をかけずに、費用もかつての様な莫大な経費をかけずに
行うことができるようになりました。

しかし、利便性の反面、不利益な事に利用される恐れもあります。

それは、「ドローン」に人工知能をつけて、軍事兵器として利用される恐れです。

人口知能には、感情がないので、プログラミングされたとおりに、
動き、標的に攻撃する、という恐ろしい使われ方も考えられます。

しかし、中国では、既に、この「ドローン」兵器を追撃できる対策をしているようです。

ある一定の電波を送ると、「ドローン」が機能しなくなるそうです。

サイバー空間、宇宙空間、と「核」よりも、恐ろしい見えない戦いが始まっているようです。

我々が利用している、GPSも軍事開発によって、発展して、民間でも活用されるように
なりました。

特に、これからは、「見えない」ものに注意しないと、いけない時代になりつつあります。 

2021.06.04

「当たり前」は、「有難い」もの。

 先日、当ブログで、「ありがとう」の反対語は?

ということで、「当たり前」が反対語になるのですが、
ここ一年のコロナ禍で、「当たり前」ではなく、「有難い事」が
こんなに多かったとは、と思う日常です。

気軽に飲みに行けたり、マスクなしで生活したり、
本当に「自由」は、「有難いもの」ですね。

その感覚は、これからも大切にしていきたいと思います。

何気ない日常が、本当はかけがえのないものと、
気付くには、遅すぎたのかもしれません。

早くワクチンを接種して、感謝を忘れずに生活していきたいと
思う今日この頃です。

2021.05.31

『伝える』と『伝わる』の大きな違い

 法律に関わる仕事をさせて頂いて、ふと、大学浪人時代に予備校の講師の先生が
おっしゃっていた言葉が体感というより、共感することがあります。

『伝える』言葉と『伝わる』言葉の違い。

予備校の講師、以前、当ブログで登場した西谷昇二先生の言葉です。

「予備校の講師は、志望校に入学できる学力を付けさせるプロですが、
それだけでは、勿体ない。皆さん、若い時間を受験という一つの壁だけではなく、
人生の一つの壁を乗り越えた経験になるように、遠回りだったけど、合格とともに
私の講義で何かを掴んで頂けたら、これ以上に嬉しいことは、ないです。」

最初の講義の際におっしゃった言葉です。
もう20年以上前になりますが、僕自身がセミナーの依頼を受けて、講演する際に
思い出す大切な言葉です。

『伝える』プロは、アナウンサーの方だと思います。
事実をわかりやすく、客観的に。

『伝わる』プロは、セミナー講師、専門的な講師の方だと思います。

しかし、最近は、これは主観ですが、『伝える』プロになりつつある講師が多いように
思います。
セミナーに来られる方は、何か情報なり掴んで帰ろうと思って参加されていると思います。

「何か、良い話を聴いたな」という感想を貰うセミナー講師は、失格だと思います。

時間内に、情報をきちんと伝える、これはアナウンサーの方のお仕事です。

我々専門家が依頼されて、セミナーを行うのは、難しい情報を判り易く『伝わる』言葉で
伝えてくれることを期待されていると、思います。

それを心掛けて、セミナーのご依頼を賜っております。
まだまだ、未熟なところはございますが。

やはり、生きた言葉は20年以上経っても、僕の糧として、生きています。