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2021.10.04
不動産賃貸、管理業の岐路
先日、NTTが転勤、単身赴任を原則廃止という方針を打ち出しました。
リモートワークによる仕事、クラウドの活用、ICTの発展によって
「働く」=「会社に行く」という考え方は、変わってくるでしょう。
さて、この転勤、単身赴任をターゲットとしてきた業種は淘汰されるのは必須です。
法人の賃貸マンションの借り上げ、ビジネスホテルの利用頻度、
また、周辺の生活に関わる業種はシフトチェンジをしないといけない時代です。
岡山のような地方都市に単身赴任や転勤族の方向けのために、現在でも多くの
住宅、マンションの建設がされていますが、このNTTによる働き方の方針の転換で
大きく市場は変わってくると思います。
また、「45歳定年制」で、俗に言われる「住宅ローン」を組んでの
マイホームの取得の考え方も変わってくるように思います。
ある学者さんが「日本の社会は先進国の中で周回遅れ」であると伺いました。
これ以上の周回遅れにならないように、次の政権には、将来を見据えた政策を
期待したいものです。
2021.09.30
岸田政権誕生⁉
自民党の総裁選挙は、予想に反して岸田議員の圧勝でした。
与党第1党の党首ですので、次期総理大臣ですね。
「人の言うとを聴くのが得意」と、おっしゃっていました。
是非、国民の声を耳に傾けて、国政を担って頂きたいと思います。
本当に、現在の日本は問題が山積です。
実務をしていて、法律が社会に追いついていない状況に直面する機会が多いです。
事後の対処には、現行法では対応できない場面が多いです。
実務家の意見も聴いて頂きたいと思います。
2021.09.29
【司法書士試験受験生の皆さまへ】条文は、読んでおくべきです。
毎年9月下旬になると、司法書士試験の筆記試験の合格発表の時を思い出します。
何故か、16時に発表なんですよね。
朝10時の方が有難い。(受験生時代、思っていました)
ベテラン受験生になっての合格なので、
この9月、10月は16時になると、急に暗くなり、
結果が悪ければ、ますます気が萎えた事を思い出します。
ところで、受験生の頃に「受験生は条文を読むべきか!?」という
ことを講師の方がおっしゃいます。
多くの講師は、「内容を理解できれば、条文を読まなくてよい」と、
回答されていた講師の方が多かったように思います。
しかし、実務をしていると、「条文が読めない実務家」を多く目にします。
実務を始めると、〇か×の丁寧な参考書はございません。
また、法律改正でどんどん内容、条文が改正されています。
条文は法律家にとって「命」です。
是非、時間のある今、この頃に条文、六法に触れてみて下さい。
また、2次試験(午後の部)の点数が伸びないのは、条文を読んでいない事が
起因すると思います。
試験委員の方も、必ず言えるのは、条文から問題を出している、という事です。
その点を注意して勉強して頂けると、将来、実務をしても役立ちますし、
2次試験科目の得点も上がると思います。
筆記試験から合格発表まで、長い時間でヤキモキするとは思います。
是非、この時間を有意義に過ごして下さい。