これからは未来信託
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ブログ

2022.09.14

司法書士を目指されている皆さまへ

 この9月の半ばになると、司法書士試験を受験された皆さまは、落ち着かない毎日を
送られていらっしゃる方が多いと思います。

7月の第1日曜日に受験して、筆記試験の合格発表まで、約3カ月間。

近年は、基準点の発表が8月にありますが、やはり、試験から合格発表まで
時間が長いですよね。

私も合格まで時間を要した方ですので、お気持ちはよく判ります。

筆記試験の合格発表後、すぐに面接試験があるので、
くれぐれも、ご体調には気を付けて下さい。

受験生時代のあるあるですが、「本試験何点とれた?」「合格まで何年かかった?」と
いう会話をして、気にすることがあると思いますが(私もそうでした)、
合格して司法書士登録すれば、そんな事、全然関係ありません。

一司法書士として、どう取り組んでいくか、それだけです。

それより、受験生時代にきちんと実務に通用する法律知識を身に着けているかの方が
重要です。

本試験なので、正解はあります。
そこで、高得点とれれば、嬉しいです。
しかし、それは、受験生としての時までの話になります。

実務につくと、条文や判例を読み込み、自分で答えを出さないといけない場面があります。

AIの登場で、どの士業の通常業務は、いずれAIに代替されるでしょう。

それは、なぜか?

既に、多くの情報の蓄積があり、その情報をAIに与えるとディープラーニングで
数秒で答えを出すでしょう。

一時期、「士業は未来がない、それはAI に代替されるからだ」
と、週刊誌などで取り上げられて、士業の受験者数は減少しましたが、
実務をしている私は、全くそうは思いません。

士業が解決すべき問題は山積してます。
その問題を抽出できるかの視点が重要ですが、
自分の視点次第でチャンスを掴める、これほど、面白い仕事はないと思います。

人生は、一度きりで、自らの手で切り開いていくもの。

合格された際は、「今、何が問題なんだろう?」という
アンテナを張って見て下さい。

必ず、仕事はあるはずです。

2022.09.13

【私見コラム】空き家問題は、法律、税金の改正が解決策にはならない、のでは。「所有権」の功罪

 先日、東京の世田谷区の11軒ある「空き家問題」について、取り上げていました。

専門家なら、「相続登記が未了で、所有者不明だから、相続登記の義務化で問題解決」と、
おっしゃる方もいると思いますが、実は、この11軒の空き家は、貸家で借主が亡くなったので、
その後、修理のしないでいる様子です。

実は、この11軒の空き家の所有者は、判明しており、毎年の11軒分の空き家の固定資産税も
きちんと納税されているようです。

それも、固定資産税の納税が大変だと予想しますが、
裕福な方がいらして、「安く言い値で、売らされて、損するぐらいなら、このままで固定資産税を支払う」
という、意見の持ち主の方のようです。

「所有権」は、公共の福祉に反しない限り、国家権力も手を出すことはできません。

「所有」するという事は、ある意味、少子高齢化の今、リスクを伴うものなのかもしれません。

「サブスク」という、モノの所有をせず、利用するという若者が増えてきています。

中には、月額を支払えば、日本全国どこでも生活する家を提供されて、そこで生活するという
「家」のサブスクもあるようです。

これから、大きな問題は、相続が「所有権」が法定相続人であるがゆえに、
自動的に移転する事です。
それが、相続だろうと言われれば、それまでですが。

解決策を「所有権」もままで求めるのではなく、
他の財産権にしてみると、意外にも解決できる問題は多いと思います。

2022.09.02

円安「150円」に?

 様々な要因が重なって円安傾向にあります。

日銀のゼロ金利政策の継続、少子高齢化、労働人口不足…

拍車をかけるように、海外からの労働就学者も日本を「ジパング」とは
思ってなく、アジアの他の国に就学者が希望して行っているようです。

本当に、今のままの対策で、日本は良いのでしょうか?

最低賃金も先進国では、下位から数える方がはやい日本。

今、底力を見せる時だと思います。

私は、資産承継、事業承継対策で従来の対策ではない、
新しいカタチのご提案を続けて参ります。