これからは未来信託
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ブログ

2019年12月

2019.12.09

『遺品整理』にならないように、『生前整理』のススメ

 『エステートセール』という言葉をご存知でしょうか?
海外(特に欧米)で、遺品を遺すのではなく、自分の大切なもの、不要なものを
選別して、元気なうちに、整理しておき、欲しい方がいらっしゃれば譲渡することです。


日本人の素晴らしい精神として『もったいない』という言葉がございます。
『もったいない』とは、物を大切にする、粗末な扱いをしない、という事も含んでます。
すなわち、元気なうちに、自分の持ち物を見直して、選別しておく。
これも立派な『もったいない』精神の現れと、私は思っております。
遺品整理になってしまうと、ほとんどがゴミ扱い(相続人の方が選別できる時間と費用が大変だ)
となってしまう恐れがあると思います。

不動産や金銭、金融商品などだけではなく、さまざまなお持ち物も『想い』を添えて、渡す事
も大切な事だと思います。

今後、『エステートセール』についても、ご支援できる体制を整えようと考えております。

2019.12.06

山口FG、ベトナムで交流会

 気になる記事がありましたので。
「山口フィナンシャルグループは傘下の3銀行の取引先企業の交流会をベトナムのホーチーミンで来年、開催する」
と、日経新聞の中国版の記事にありました。
少子高齢化の影響でかつての「内需拡大」という言葉が、死後とも言える今、活路は東南アジアの発展途上国と
言われています。
「金融機関でも、海外に拠点をおかない機関は、存続が難しい」という論調があります。

2020年は、オリンピック、パラリンピックイヤーですが、俗に言う「祭りのあと」対策も
各業界でなされている様です。

私の業界も民法改正イヤーです。さまざまな情報が錯綜しますが、適正かつ迅速に幣事務所でも
情報を発信していこうと思っております。

2019.12.06

銀行口座を放っておくと、手数料が掛かる‼

 今日、「不稼働口座に手数料 三菱UFJ銀、年1200円」と日経新聞の表一面に大きな記事が
ありました。「自分の預けたお金を出すのに手数料が掛かるのに、何もしない口座があれば、
さらに負担がかかるのか!銀行は、殿様商売か!」と、感じる方もいっらしゃると思います。
しかし、銀行もゼロ金利、マネーロンダリングの排除、反社会勢力の排除等、取り巻く環境が
より厳しくなっています。
この「口座管理手数料」は、アメリカでは徴収されるのが、一般的で、やはり自由の国では
ありますが、その裏を返せば、責任を負う国とも言えます。
私が幼い頃、お正月に親戚から頂いた「お年玉」を郵便局に「お初穂貯金」として行って
いた頃の利息は8%ぐらいあったと思います。(定期貯金だった様に記憶してます。)
あれから、30年。やはり、時代は変化しますね。
キャッシュレス化に伴い、「お年玉」もスマホ決済という、やや、正月の風情を失われるのでは、
と危惧するのは、私だけでしょうか。

一つ、是非、かつては付き合いで銀行に口座を開設されて、そのままにされている口座もあると
思います。(私も開業当初、お付き合いで開設した口座は不稼働です。)
この社会の流れに鑑みて、今のうちに銀行口座の見直し、一本化等をお勧めします。
私の業務である遺産承継業務(相続、解約手続)で感じるのは、あるご年代の方は、平均5行程
の口座をお持ちの方が多いです。その際にも、時間等が掛かるので、相続手続きも遅滞します。
是非、お考え頂ければ、題目の「口座管理手数料」のご負担もございませんし。

やはり、銀行は社会の情勢を表す、一つの「カガミ」ですね。

2019.12.05

あなたにとって、一番大切にしていることは、何ですか?

 「先生が一番、大切にしている事は、何ですか?」
先日、ご相談された方から、逆に質問されました。
「そうですね。『想い』と『己の欲っせざること、人に施すこと勿れ』ですかね。」
と、とっさに出てきた言葉を伝えました。
小学生の頃、遠足で閑谷学校で学んだ言葉です。言葉の響きがよかったのか、漢文で
孔子の論語を勉強しましたが、他に出てくる言葉が浮かびませんね。
やはり、受験のために勉強していたからかもしれないですね。
懐かしい音楽を耳にすると、不思議なことに、その曲の当時の思い出がよみがえる事
があると思います。
それは、その当時何気なくしていた事や、本気で取り組んでいた事と、当時、聴いていた
曲、流れていた曲とリンクするのでしょう。
やはり、とっさに出るものが、その人の本質を表しているのかもしれないですね。
(私の場合は、何ともいえませんが)

2019.12.03

『風邪薬』『花粉症治療薬』保険適用外へ

 日頃、風邪をひいたら病院で薬をもらう、花粉症の方は、耳鼻科等の医院で薬をもらう。
常日頃、当たり前のことが、変わって行くようです。
風邪薬や花粉症の治療薬など、薬局で購入できるものは、保険適用外にする方針のようです。
やはり、医療費が国の財政に大きな負担となっているようですね。

ところで、『風邪』という病は、日本特有の病気らしいです。
他の国は、何らかの病名があり、『風邪』と総称される病はないらしいです。
これほど、医療先進国といわれている日本で、とても興味深いことです。
『風邪は万病のもと』とは、よく言ったものです。
やはり、何事も『予防』が大切ですね。