これからは未来信託
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ブログ

2020.01.27

「老老介護」から「老老相続」に⁉

 「老老介護」から「老老相続」という、問題が潜在化しております。

予防法務という立場から、色々とご提案させて頂いておりますが、
2次相続で、物凄い相続税を支払ことになる対象者の方がいらっしいます。
(相続税は、税理士の先生と対応しております)
「老老相続」の問題は、相続人の方が認知症を患い、自分の物か、
お亡くなりになられた方かの物か、判断がつかない時が想定されます。

「古美術品」「骨董品」など、相続財産の対象になるか否か、
誰のものか、否かの問題です。
(占有の推定で片付けるのかもしれませんが)

でも、本来は、正しくないと思いませんか?
相続財産か相続人の財産なのか、所有者は誰か、という
問題が生じます。

よって、予め、お元気なうちに対策をされて、
相続人の方が認知症を患らわれても、大丈夫なように
対策をされるのをお勧めしております。

2020.01.24

皆さまは、お医者さんを選ぶ基準をお持ちですか?

新年早々、前歯がぐらついて、慌てて行きつけの歯医者さんに行きました。
大学生の頃、ラクロスの試合で相手を衝突して、かけた歯でした。

今、私の行きつけの歯医者さんは、きちんとご自身で治療に対する
見識をお持ちで、その患者さんに何が最適かを判断し、説明して下さいます。
とても、頼もしく、なるべく歯に異変を感じたら早く受診に行くようになりました。
(いまだに、キーンという治療の際の音は苦手ですが)

私たちの士業も同じ事が言えると思います。
何か困った時に相談してみよう!
ちょっとした事かもしれないけど、聴いてみよう!

そう思って頂ける司法書士を目指しております。
かつて「ホームロイヤー(かかりつけの法律家)」と言われてました。
やはり「ホームドクター」と同じで、これだけ激変する社会では、
何が起こるかわかりません。

安心して、頼もしい、親しみを持って頂ける司法書士を目指して参ります。

2020.01.20

18歳に出会った言葉が、今、現在も響き、助けてくれる

 センター試験を受験された皆さま、お疲れ様でした。
おそらく、今日は自己採点の日。今後の受験スケジュールの確認、
変更になる重要な日ですよね。
様々な資格試験、高校受験、中学受験、様々な受験と戦っている方の
お役に立てば、嬉しいことを書きます。

昨日のブログの内容どおりに、私はことごとく受験に失敗、挫折してきました。
19歳のセンター試験(すなわち1浪しました)の自己採点の時点で、
国公立大学の志望校を変更せざるを得ない点でした。
その時は、生まれて初めて慟哭しました。泣いても泣いても、涙が止まらない
程、自分でもここまで勉強したのに、この結果は、と自己嫌悪感もありました。

その折、ふと本屋さんに行って、一冊の本が目にとまりました。

唐沢寿明 著の『ふたり』という本でした。

唐沢寿明さんが出版された、当時、山口智子さんとご結婚されて、
注目されていた本でした。

まず、目にとまったのは、本の帯の本の推薦書きでした。
『ある時期、人は世の中から「オマエは無力だ」ということを嫌というほど
思いしらされる。そこで、大半の人たちは何かをあきらめてしまう。
だが、大切なことは、逆に無力だと自覚することだ。
そして、「無力」だと思っても、「無能」だと思ってはいけないという
ことだ。(原文抜粋)』

という感想を作家の村上龍 氏が、この本を読んで感じたことを書いてました。

今では、この『ふたり』は文庫本で、この帯はないと思うので、
帯付きの手元にある『ふたり』の書籍は大切に持っています。本も色褪せて来ましたが、
そこが、自分の人生と共に歩んで来てくれた感じがして、宝物の一つです。
今でも、ヘコんだとき、壁にぶつかった時、どうしようもない時、この本は、今でも
寄り添い、突破口を指南してくれています。
人との出会いも大切ですが、本との出会いも私は大切だと思います。

皆さんも、色々と迷ったときは、本屋さんで本との大切な出会いを探してみてはいかがでしょうか。