これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2020.04.13

ご自宅で見送られる際に、予め、ご留意して頂きたいこと

 私と同世代、人生の先輩方は、2世帯同居又は3世帯同居で、
親戚の方、ご自身の直系尊属の方を見送られた経験がおありだと思います。

近年では、施設や病院などでお見送りになる場合が多いと思います。

そこで、お見送りされた事のご経験がない方、「終活」をされていらっしゃる方に
ご留意頂きたいことがあります。
それは、ご自宅で亡くなられた際、お見送りになられる事になった際のことです。

「ご自宅」で亡くなられた際、医師が同席して、見送りされた際には、特に問題は
ございません。医師の死亡診断により、お見送りする準備となります。

しかし、朝、既に亡くなられていた際には、心情的に準備が必要です。
哀悼の意と他に現実的な心構えが必要です。
それは、率直に申し上げますと、「警察の事情聴取」があるからです。

それは、「お亡くなりになられた事に事件性があるか否か」を捜査されます。
ある意味、犯人扱いされている様な心情になるかもしれませんが、警察も社会的な役割があります。
そこを、ご留意して頂ければ、故人を見送る悲しみで一杯な心情に、追い打ちをかけて「犯人扱い」
をされる様な、複雑な心情にも整理がつくと思います。

現実的な内容を申し上げて、辛い経験を思い出された方には大変申し訳ございませんが、
ご留意頂きたい事と思い、お伝えしました。

2020.04.10

目に見えない脅威によって、目に見えていたけど、見えていなかった事

 大げさかもしれませんが、目に見えない脅威を前にして、目に見えていて本当は見えてなかった(意識していなかった)
事を多く感じます。

例年なら、今頃は新生活の始まりにあたり、新たな世界に自ら飛び込む時期だと思います。
しかし、今年はその光景をみることができません。
若者(10代、20代)の人たちが、友達と会っていながら、LINEで会話をしている、
あるいは、目の前にいる友人とは会話せず、LINEでそこにいない友人と連絡している。
40代を迎えた私は、物凄く違和感を感じていました。

活字離れが進み、出版業界も苦戦を強いられているのも、IT技術の発達、合理化を進めて
ペーパーレスの自然環境保護の要請も影響しているかもしれないですが、
私は、本屋さん、本の役割は時に、人生が変わる場所だと思ってます。
「この本ないかな!?」と、大きな本屋さんで、検索して、その探している本の棚に行くと、
ふと⁉隣にあった本を開いて、「そうか!?」という、経験を私はしたことがあります。
今、生業にしている「民事信託」が、真にそうでした。
幸運なことに、現在、その書籍の著者の先生と一緒に仕事をさせて頂いています。

家にいる時間がある時に、家の中の整理と一緒に、心の中の整理もしてみてはいかがでしょうか?
実は、あまり重要ではないモノや考え方に縛られていたり、当然にあるものが、当然ではないことに気づくかもしれません。
それが、きっかけで、コロナが終息した時には、新たな人生を歩み始める人もいらっしゃることでしょう。

今、コロナ対策で誰の責任でこうなったか、より、今、自分で、できる事を考えてみる。

決して宗教、思想の問題ではなく、ご自身で考えてみる機会であるように思います。

2020.04.07

選択肢が多い時に、万が一の時のために対策を!

新型コロナウィルスの影響で、今までに経験したことのない事態が生じています。

感染者の方の対応にあたっておられる医師の方が現状を
『いきなり、大きな壁が突然現れた感じです、現場は』
そこまで、逼迫された現状でも、生命を護るためため、
戦っていらっしゃる医療関係者の方には、本当に頭が下がります。

私、法律専門家から、今、自宅待機の要請で時間をとれるこの時に
是非、お話をして頂きたいことがあります。

特に会社を経営されておられる方、ご自身に万が一の事があった時
の事を考えて頂きたく思います。
新型コロナウィルスの脅威と同じ程、『少子高齢化』という社会が抱える病があります。
日常では、あまり感じないかもしれませんが、この社会的な病ほど特効薬はありません。

対処法もかなり限られたものでしかありません。

『うちには、顧問税理士が任してあるから大丈夫』と、おっしゃる社長さんが岡山には特に
多くいらっしゃいます。
しかし、税理士は、『税務申告に関する書類を作成する』専門家であり、『事業承継』のプロと
までは、私からして言えないと思います。税務も重要ですが、法務、労務、あと、ご自身の『想い』
を、どうやって引き継がすか、も会社経営にはおおきな課題です。

よって、『事業承継』には多くの専門家が携わり、それぞれの専門的視点が必要です。
あと、『柔軟性』もこれからの社会情勢を見ると必要になってくると思います。

私の所属する『協同組合親愛トラスト』は、『親愛信託(民事信託)』はもちろん、
さまざまな視点の専門家が所属する全国組織です。
いち早く、より良い情報をご提供し、ご依頼者の『想い』に添えるご提案をさせていただいております。

『自分は、こうしたいけど、顧問の士業が話にのってくれない』とか、ご要望がありましたら、
是非、当事務所にご相談ください。当事務所が窓口となり、『想い』に添えるご提案を致します。