これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2020.09.14

「山を買う人」が急増中‼

 コロナ禍で、都心や街中を離れ、生活をすることを望んでいる人が増えているという。

何度か、かつてもあった「キャンプブーム」。
今回は事情が違うようである。

「キャンプ」といえば、大人数で、ワイワイ、バーベキューやキャンプファイヤーを
して、親睦を深めることに重きをおいてきたが、昨今の「キャンプブーム」は、「ソロキャンプ」
「ファミリーキャンプ」と、コロナ禍の影響なのか、個人、各家族でのキャンプを楽しむことが
ブームのようである。

「キャンプ場」に行けば、他の家族や、集団がいて、静かに過ごせないという方々が、
「いっそのこと、山を買って、自分専用のキャンプ場を作ろう」というブームらしい。

DIY、日曜大工の流行も後押しして、自分たちで時間のあるときに、好きな空間、
誰にも邪魔されない空間を作って、その作る工程も楽しむようである。

確かに、山林は土地代が安い。
しかし、自然を相手して生活するので、なかなか厳しいように思えるが、
「街で人間を相手をするより、自然を相手にするほうが、よほど楽だ」
という方も、いらっしゃる。

この新型コロナは、人と人との接触を分断するだけでなく、
大きく生活環境を人それぞれの個性が出てくるようになるのかもしれない。

朝起きて、会社に行く。
この習慣は、数年後、無くなって、「満員電車に乗ってたな」と
懐かしむ時代も、そう遠くないのかもしれない。

2020.09.04

『池の水を全部抜いたら、○○が出てきた!』

ブログのタイトルは、今、人気の『池の水全部抜いてみた』というテレビ番組をオマージュしたものです。

この番組は、なかなか人の目が届かない点に焦点をあて、尚且つ、実はバラエティー番組の要素が
ありつつ、社会派番組です。

池が放置され、荒れ果てて、所有者自身や町内会では、どうしようもできない池を全部水を抜いて、
その池の生態系も調べて、整えて、池を綺麗にしてしまう、なかなか思いつきそうで、思いつけない
番組です。

池の生態系をみると、凶暴なカミツキガメやブラックバスなどの外来種によって、日本固有の生態系が
破壊されて、大変なことになっている場合もありました。
中には、捨てられた財布、原付バイク、衣類など、警察に情報提供する場面も番組でありました。

カミツキガメなどの外来種の生物は、おそらくペットとして飼われていたが、飼いきれなくなり、
池に放置したとしか考えられません。
池の水を全部抜くと、社会の現状が何かしらの形で現れてきます。 

年間殺処分される動物の数が増えているようです。
小さい頃は可愛いけど、大きくなりすぎ、飼えなくなったなどの理由が
最も多いようです。

ペットも一つの命です。
飼う前に、将来の事も考えて飼ってあげて下さい。

最後に、『ペット信託®』というカタチで、ペットの行く末を
守るカタチもご提案しております。

ご興味のある方は、お気軽にご連絡下さい。

2020.09.02

日本社会が直面している「病」

 9月14日には、次期自民党総裁並びに日本の次期総理大臣が決まります。
自民党の国会議員の両院協議会で選挙がされるようですね。

新型コロナの終息が大きな政治のテーマですが、ここに来て、お忘れの課題が。
そう「少子高齢化社会への対応策」と、これに隠れていますが、
「就職氷河期を経験した40代、50代の再チャレンジへの対応策」です。

2007年の安倍政権は「再チャレンジ」というスローガンを挙げていました。
しかし、2012年に総選挙で政権を奪還し、「アベノミクス」という経済政策を打ち出し、
前回の「再チャレンジ」というスローガンは、訴えなくなりました。

ご自身は、「再チャレンジ」に見事成功されたのですが、僕を含めた40代、50代の再チャレンジの
施策は、全くといっていいほど、無視されたようです。

これは、「少子高齢化社会」に大きな歪みを生じさせています。
社会の構成員で一番活躍できるのは、40代、50代。
この中から、将来のリーダーは生まれます。
また社会保障制度の、40代、50代の働き盛りの者の負担によって成り立っています。

その担い手である現在の40代、50代の中で正規の職に就けている人間は多くありません。
就職氷河期に就職に失敗し、挫折して、そのまま社会を距離をおいている方々が40万人から100万人に及ぶ
と、この課題を研究している学者の方が発表されておられました。

事業承継や会社の事で、ご相談を頂きますが、多くは後継者、従業員の高齢化です。
この会社の問題の解決策は、就職氷河期に遭遇した人員を社会全体で温かく迎える事です。
「人がいない」と、いいますが、まだ、40代の僕らの世代は、まだまだ人財はおります。

この事に焦点を当てて、政治の力で、「再チャレンジ」の施策をすれば、
「少子高齢化」の弊害も緩やかになり、対策に猶予の時間ができます。

「高齢者」を重きを置く施策も重要ですが、「社会を支える、働き盛りの世代」の政策にも
国会議員の皆さまに重きを置いて欲しいと思います。

「社会、誰かのせいにするな!」と、反論されるかもしれませんが、
日本の社会保障制度は、世代間の相互扶助で成り立っています。
その「お互いさま」という、観点を政治家の方に、今こそもっと意識してほしい事です。

よりよい社会を後世に託すために、僕は今、とても重要な事だと考えています。