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2020.10.15
これからの日本人の『働き方』とは。
昨日、注目すべき判決がありました。
それは、『非正規社員』の退職金と、賞与についてです。
「正規社員と同じ労働をして、非正規社員ということで、退職金、賞与(ボーナス)が
会社から支給されないのは、労働者として平等ではない」という訴えでしたが、
最高裁はその請求を棄却(認めない)しました。
「同一賃金、同一労働」をうたった『働き方改革』とは、司法の判断は違うようで、
『非正規』と『正規』は、合理的な差があれば、適法とされました。
一方、先日、話題にした「みずほフィナンシャルグループ、週休4日制導入」。
終身雇用は廃止されたと聴いていましたが、まだ大手企業、既得権益のある企業には、
年功序列が残っているようで、それもこの「規制緩和」というべき、脱はんこ、契約書の電子化、
対面の禁止、新型コロナによって、生活スタイル、働き方も見直される状況です。
コンクリートで造られた街は、働くところでも、生活するところでもなくなってきています。
「自然に還れ」と、ある哲学者が遺した言葉がありますが、
人間も人工物の中では、そもそも生活しにくいのかもしれません。
政治主導より、新型ウイルスによって「働き方改革」が促進されるのは、
なんともはや、皮肉ですね。
2020.10.13
運転免許証の更新等、全国どこでも可能に!
運転免許証の更新は、現在、住所地のある警察署、運転免許センターで更新手続等しなければなりません。
しかし、政府は、情報の一元管理をし、全国どこでも警察署、運転免許センターで更新手続き等が可能できる
ようにする方針のようです。
マイナンバーカードが健康保険証になるそうですが、いずれは、運転免許証もマイナンバーカードに
統一するようです。
確かに、縦割り行政のためにそれぞれに証書が必要でしたが、縦割り行政を見直し、IT技術を駆使すれば、
そこまで難しいことではないでしょう。
万が一、紛失した際にも届出する機関が一つで機能すれば、国民にとっても有意義ですね。
しかし、政府には、情報の管理をより強固なものにして欲しいものです。
2020.10.12
契約書、行政手続の電子化が促進!
皆さま、ご存知のとおり、行政機関のはんこの廃止、契約書の電子化、「婚姻届」「離婚届」の
はんこの押印が不要になる、といった、日本のはんこ慣習の変化が起こっています。
100円ショップもいっても、はんこを売っていますし、はんこ屋さんにいっても3Dプリンターで
あっという間に、はんこを作成してくれます。ちなみに90円ぐらいで出来るようです。
このように日本の商慣習が変化をしています。
もう2年すれば、日本のお札も変わりますし、FAXも2年後には、使わなくなっているかもしれません。
複合機の機能もスキャン機能に特化したもの、セキュリティ対策が重要になってくるように思います。
ウイルス対策ソフトは、いわば南京錠の様なもので、すぐに侵入されてしまいます。
やはり、UTM等での第1ロック、パソコンでの第2ロックとセキュリティ対策を早急に考えないと
いけない世の中です。
(おそらく、色々な機能不全をおこすシステムの裏側には、何者かによるサイバー攻撃があると考えられます)
慣習というものは、時代によって変わるものであり、かつてのNTTの「iモード」のサービスも終了するようです。
まさか、ここまでスマホが急速に普及するとは。
でも気を付けないといけないのは、便利の裏には、不便さ、便利さを悪用する輩が存在することです。
まず、疑問に思うことは、周りの方に聴いてみることでしょう。
知識がないこと、慌てさせることを利用するのが「特殊詐欺」です。
よく気を付けて下さい。