これからは未来信託
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ブログ

2020.11.19

『レインメーカー』

 『レインメーカー』といえば、プロレスファンなら、オカダカズチカ選手を連想するでしょう。

『レインメーカー』とは、『稼ぎまくって、雨のようにお金を降らせるほど、お金を持っている』
その職業の方を意味します。
例えば、プロボクサーのメイフェザー選手とか。

でも、僕が『レインメーカー』という言葉を聴いたのは、20年前以上のアメリカのローファームを
舞台にした弁護士の映画『レインメーカー』でした。
訴訟に勝ちまくって、報酬を稼ぐ。とにかく勝訴を取りまくり、顧問料を挙げる。

訴訟世界のアメリカでは、『勝った者が正義』と言った、日本の『正義は勝つ』という
文化とは違います。

東洋経済に『激変 弁護士』という特集がありました。
法曹界を目指す、人員が減少、実務界では、仕事のある弁護士と仕事のない弁護士の
格差が激しくなっていると記事にあります。
弁護士になる以前に、どこの大学の法学部を卒業いや誰のゼミ生卒で、ロースクールは、
どこを卒業したかで将来は決まる。派閥闘争があるようです。

それに対抗するには、法律以外に語学が堪能でなければ、通用しない世界のようです。

我々、司法書士界には、大学卒でなくても司法書士にはなれるので、そこまで派閥は
ありませんが、人間の集まりなので、それなりにあるとは思います。

でも、ご依頼頂くのは、国民の皆さまからなので、少し不毛な戦いは避けた方が
よいと個人的には思います。

2020.11.17

特殊詐欺サイトの見分け方

 近年、巧妙さを増している特殊詐欺。
詐欺をしている者は、罪の意識を低下させるため、普通のサラリーマンの
様に、会社に出社して、営業成績で報酬が決まる、という徹底したものです。

NHKの特殊詐欺の再現ドラマを観ましたが、「営業をしているように詐欺をさせる」
もちろん、犯罪行為をしているのですが、それが、あたかも被害者を増やすことは、
営業を獲得したかのように思わせるもの。
人間が慣習化したら、始めは罪の意識もあるのでしょうが、それはごく当たり前の仕事に
なってしまうのが人間の怖いところです。
営業部長や、課長、係長と役職もあり、詐欺事件の件数ならぬ営業成績となり、昇進も
詐欺組織にはあるようです。

メールやサイトの「まがいものホームページ」の見分け方があります。
それは、漢字の表記がおかしい、日本語の表記が変、アドレスが微妙におかしい点が
挙げられます。
ほんの些細な点で、見分けることができます。

そこまで巧妙に大手企業のホームページに似せている点も注意すべきですね。
逆に言えば、日本の大手企業の信頼性が高いこともいえると思います。

詐欺集団は、有名企業に似た企業名や、日本の官公庁の出先機関を名乗って詐欺をする場合が
多いです。そこも、日本人が信頼している点に付け込んでいるのでしょう。

何か請求されたら、誰かに相談する事が一番です。
詐欺集団は焦らせて、詐欺を働くのですから。

2020.11.11

「人質」ではなく、「情報質」。

 「おまえの子どもを誘拐した。無事返して欲しければ、身代金1億円用意しろ!」
と、刑事ドラマでの誘拐事件でのよくあるシーンですが、
今のターゲットは、「人」ではなく、「会社の情報」のようです。

ある日本の有名なゲームソフトの企業が、サイバー攻撃を受けて、
会社のシステムに侵入され、情報を暗号化され、「情報」を盾に
お金を要求されているようです。

「指定した金額を支払わなければ、情報を流す」という脅迫のようです。
情報も会社のシステムも支配され、それで金銭を要求するとは、時代ですね。
それほど、我々のパソコンも狙われている認識を持たないといけない時代ですね。

確かに、パソコンがなければ、このコロナ禍、オンライン会議も出来ないですし、
データもパソコン内なので、支障が大きいですね。

くれぐれも、気を付けたいものです。