ブログ
2020.12.03
『患者を診れない医者』と『依頼者の話を聴けない法律家』
ブログのタイトルは、ある地域医療に携わっていらっしゃるお医者さんの言葉です。
『患者を診れない医者』とは、現在の医者は、医者としての感覚、瞳孔、下あごを触る、
聴診器で心音を聴く、お腹を触る、背中を触る、聴診器をあてる。
これは、医師が人間としての自身の五感を駆使して、患者さんの初見に必要なことでした。
しかし、医療機械の発達により、検査に頼り、患者さんの声も聴かず、数値ばかりを気にする
現代のお医者さんの特徴です。
『依頼者の話を聴けない法律家』とは、契約書や法律の概念ばかり気にして、
依頼者の意向を聴かないで、判断する法律家です。
どちらも、人間に代わり、AIの方がより優れているでしょうね。
しかし、人間と人間として関わる以上は、数値、法律では見抜けない問題点、
本当の患者さん、依頼者の意向をまさに『汲み取る』ことができるのは、
人間の医者と法律家だけです。
そこで、より一層のコミュニケーション能力が重要になってきます。
貴方の信頼している、医師、法律家はコミュニケーションをきちんと
してくれていますか?
2020.12.01
「特殊詐欺」の間接的被害⁉
様々な趣向で、絶えない特殊詐欺。
役割、配役までして、実際に被害者のお宅まで訪問する詐欺集団。
その輩が「アポ電強盗」という、より凶悪化してます。
コロナ禍でも、特殊詐欺集団はさまざまな補助金や助成金という名で
忍びよって来ます。
くれぐれも、ご注意下さい。
これも、特殊詐欺の集団の間接被害でしょうか?
「遺産承継業務」で、各相続人の方に書面に実印を頂く機会があり、
時に、相続人の方のご自宅まで、訪問させて頂くことがあります。
その際に、「あなた、詐欺でしょ?」と、誤解されて、相続手続が
進まない事があります。
とても用心深くされていて、防犯意識は高く良いことですが、
特殊詐欺のグループは、交通事故の詐欺で、弁護士が伺います、という
ケースがあります。
それに、影響され、司法書士も「新たな手段」と思われて、
誤解されることがあります。
防犯意識が高いのは、よい事ですが、
これも「特殊詐欺」の間接的な被害、業務妨害⁉なのかな
と思うことがあります。
2020.11.27
「地方銀行」も「大学」も大合併時代の始まりか⁉
本日、地方銀行の合併特例法が施行されました。
菅首相の肝いり政策の一つです。
注目すべきは、県内再編も選択肢にあるという事です。
このコロナ禍で加速したのでしょう。
株価が上昇しているのも、日本銀行や各国の中央銀行が株式市場に
お金を投入しているから、という意見もあります。
実態経済と株価は、もはや切り離されたように思えてきます。
株式会社でなくても、一般社団法人でも経営母体になる時代ですから、
金融のトレンドを見分けるのは、かなり困難な時代のようです。
しかし、AIは分析できるようですが。。
慶応義塾大学と東京歯科大学が合併するようです。
東京歯科大学は、感染症の教授が多いようで、
コロナ禍で、運営していくのは難しいのでしょう。
地方の医療法人も赤字で倒産が増える予測もあります。
病院は社会的インフラの役割もありますので、
コロナの感染予防には、注意したいものです。