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2021.03.19
民事信託(親愛信託)の活用法
「家族信託®」は、認知症リスク対策や家族が受託者として活用されている場面が
多いように思います。
アメリカでは、受託者を家族にする場合を「ファミリートラスト」と呼ばれています。
おそらく、これを直訳されて「家族信託®」と、商標登録されたのでしょう。
しかし、「信託法」には、「受託者」は、家族、親族でないといけない、という条文は
ございません。
「信託法」の改正により、受託者は「成年被後見人」の方もなれます。
「ノーマライゼーション」の一環が反映されているものだと考えられます。
よって、我々、「協同組合親愛トラスト」では、「親愛信託」という名にしました。
それは、「受託者」は、「貴方が心から信頼できる方」に「託して」欲しいからです。
悲しいかな、戦後、凶悪刑事事件は減少しておりますが、家族間、親族間の凶悪刑事事件は、
増加しております。
全ての財産ではなく、趣味の財産は、仲間に引き継いで欲しいという方もいらっしゃると
思います。
それも「親愛信託」であれば、ご提案、実行させて頂きます。
「信託法」は、実務家が如何に使うか、によって左右されてしまいます。
法律は、法律家のものではなく、国民の皆さまの生活をよりよくするために
立法されるべき、と考えております。
「民事信託」は、相続対策、認知症リスク対策、事業承継対策以外にも、
活用できます。
是非、ご興味のある方は、ご連絡下さい。
「民事信託」親愛信託をご紹介させて頂きます。
2021.03.17
「桜」ですか「さくら」ですか「サクラ」、それとも
今年の桜の開花は、観測史上一番、はやいそうです。
京都の大学に進学したときに、初めてこころから「桜って、綺麗だな」
と、感じました。
当時、まさか、京都の大学に行くとは思っていませんでしたが、
今では、あの時、京都に行って本当に良かったと思います。
桜にまつわる、歌が沢山ありますが、皆さんの定番の曲は何ですか?
僕は福山雅治さんの2000年にリリースされた「桜坂」です。
もう20年経つのですね。
この曲を聴くと、当時の大学生の頃の想いにふと、返ります。
本来なら、桜を見ながら、一杯と、思いたいのですが、
また来年の楽しみですね。
「桜」は、かつては「春」の花でしたが、現在は「日本」を象徴する花として
紹介されます。
咲きはじめが好きな人、満開が好きな人、花吹雪が好きな人、
これだけ、花の様子に想いをそれぞれ寄せる花は、他にないと思います。
このような時だからこそ、晴れた昼間に、ゆっくりと桜を鑑賞して
みるのもいいですね。
2021.03.16
俗に言う「ワンストップサービス」の弱点
相続、事業承継でよく士業が「ワンストップサービスで対応しますから安心です」という
アピールをしています。
特に同じ名前のグループで、各士業が事務所を構えている。
私見ですが、同じ名前で他士業のグループは、トップダウン、
すなわち、そのグループの大ボスの「鶴の一声」で提案も一つしかできない
ことが多いです。
このサービスから決めて、ご依頼者のオーダーを聴けない。
すなわち、そのグループの実質トップのゴーサインがないと、
意思決定できないことが多いです。
我々の協同組合は、その点が嫌だったので、「協同組合」という形で
信託の組成の組織を立ち上げました。
「協同組合」は各組合員の意思によって、決定します。
上も下もない、のです。
よって、代表がゴーサインを出しても、組織としてゴーということは、
ないのです。
窓口が一つであるのは、ご依頼者様にとって利用しやすいですが、
肝心な実務、案件の提案内容は、「トップ」の意向が反映されたものが
多いように思います。
この点もご考慮されて、相談のパートナーをお選び下さい。