これからは未来信託
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ブログ

2022.10.06

「メタバース」「パーパス経営」等々、士業者が認識しておくべき領域

 1995年に「Windows95」が発売されて、一気に日本社会や企業だけでなく、家庭にも
インターネット、オンラインを利用する環境が、ここ20年ぐらいで整えられました。

2000年当時は、「ブロードバンド」という回線が広がり、現在は「光回線」で、
インターネットの使用料もお手頃になったと思います。
(「ブロードバンド」時代は、1時間~2時間まで定額で、その時間を超えると追加料金が
発生していました。)

よって、士業者を取り巻く環境も大きくかわり、パソコン無しでは、業務ができない状況です。

しかし、それ以上に世界は、変わっています。

「メタバース空間」「パーパス経営」等、士業者としては、認識しておくべき経済やネット社会の
用語がございます。

実際に東京の大手法律事務所さんは、その研修もされています。

地方都市だから関係ないと思いがちですが、ネットという空間で繋がっている以上、
他人事ではないのです。

情報の収集、精査をする能力も必要とされています。

2022.10.05

相続登記実務で気付く相違点

 再来年(令和6年)4月1日から、「相続登記の義務化」が、スタートします。

相続登記の実務をさせて頂いている上で、私が気付いた点をお話したいと思います。

相続登記の申請をさせて頂く上で、まず、相続財産について調査させて頂きます。
これは、毎年、市区町村役場から届く「固定資産税納付通知書」をご持参頂き、
不動産の所在地、固定資産税の通知書にある評価額を拝見します。
(場合によっては、「名寄帳や固定資産評価証明書」等を取得することもございます)

この所在地で、登記情報提供サービスで、現在の登記記録上の登記名義人、家屋ですと、
登記されているか等を調査します。

評価額は、相続登記申請する際の必要な「登録免許税」の額を計算します。

おそらく「登録免許税」という税を知っていらっしゃる方は少ないと思いますが、
登記申請する際に同時に支払わなければ、登記申請を受領してくれません。
(厳格に言うと、必ず登録免許税を支払わなければ、登記申請自体、補正いずれは、却下されます。)

なので、我々、司法書士のご請求書の額に、ビックリされる方もいらっしゃいますが、
多くは、登録免許税の金額が高額な場合ですので、報酬が決して高額ともいえないので、
そこは、ご了承頂きたいところです。

困った事に、「登記情報」と「固定資産税通知書」に記載されている事項が相違している事が
ございます。

家屋で、家屋番号が違ったり、床面積が違ったりすると、役所又は法務局に問い合わせをして
訂正してもらえれば、良いのですが、これに時間がかかるケースが多いです。

「相続登記の義務化」にあたり、その周辺の書面についても、改善していかないといけない、
我々、司法書士では、窓口で問い合わせをするしかないので、
やはり、司法書士政治連盟で、議員さんに陳情して、手続きの円滑化にご協力して頂くしかない
と思います。

2022.10.03

【追悼】アントニオ猪木氏

 10月早々に、悲しい報道がございました。

アントニオ猪木氏永眠。

プロレス・格闘技ファン、いや、オタクの私にとって、呆然とするニュースでした。

24時間テレビやプロレス雑誌で、アントニオ猪木氏は数年前から難病と闘っているという事は
知っていましたが、何度も立ち上がってきたアントニオ猪木氏なので、病との闘いにも勝利して、
元気に「皆さん、お元気ですか!元気があれば、難病にも勝てる!」と、リング上で報告してくれると
信じていましたが、最期まで、闘い抜かれて、旅立たれました。

アントニオ猪木氏が設立した「新日本プロレス」は、今年50周年もメモリアルイヤーです。

これも、後世に跡を任せると言う意味があるのかもしれません。

テレビの報道では、当時の「モハメド・アリ戦」は、世紀の対戦と言われましたが、
プロレスをよくご存知の方は、知っていらっしゃるかもしれませんが、対戦前日に
ルールが変更され、「投げ技禁止・関節技禁止」と言う、プロレスラーにとって全ての
闘いの術を封印された試合でした。

そこで、アントニオ猪木氏は、立ち技だと、プロボクサーのパンチを受ければ、一発で終わって
しまうので、苦肉の策が伝説の寝てローキックを放つ、「アリ・キック」でした。

試合の翌日は、「世紀の凡戦」と、物凄いバッシングされた試合が
時代が変われば、異種格闘技、総合格闘技の原点と言われるので、
不思議な話です。

アントニオ猪木氏の闘魂とは、周りが反対しても、不可能だとしても、
自分が決めた事は、やり通すという自分との闘いなのかもしれません。

病と闘う姿も全て映像に遺しているのも、闘魂そのものを後世にも
伝えたかったのだと思います。

アントニオ猪木氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。