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2023.02.02
デジタルタトゥー
SNSの発展、普及により誰もが情報発信をできる時代になって、
幾分か時間が経過しました。
かつては、テレビ、雑誌、新聞と言ったマスメディアが情報発信源でしたが、
いまや「インフルエンサー」と呼ばれる個人が発信する情報で「流行」が決まる
時代になっている様です。
手軽な上に、YouTubeで登録者数が増えれば、広告収入が入って億万長者になれる、
そんな時代です。
しかし、そのYouTube億万長者にも陰りが来ているようです。
そう、広告収入が著しく減少しているようです。
SNSの世界は流れが早いものです。
この容易さに隠れている、危険性があります。
それは、ネット上に写真や動画をアップすると半永久的に消せない事が
問題になっています。
「デジタルタトゥー」
若気の至りで、昔は終わっていましたが、
このSNSの世界では、数十年、数百年経っても消せない、
自分の過去に一生、責任を負わなければならない。
この事を強く、義務教育の時に教えるべきであると思います。
流行というものは、過ぎ去るものです。
欧米諸国では、人権として「忘れ去られる権利」が議論されています。
真にこの「デジタルタトゥー」を消去できる権利。
一度拡散してしまえば、良い意味では「影響力」がありますが、
悪用されると「脅迫」や「恐喝」といった犯罪の温床になります。
誰もがメディアを持てる今、手遅れにならないうちに、
日本でも議論すべきだと思います。