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2022.09.26
「所有欲求」から「承認欲求」へ
「いつの日にかは、クラウン」
高度成長期、トヨタ自動車の高級セダンが売り出された際のキャッチフレーズです。
高度経済成長期、バブル期、失われた世代、Z世代…
時代が変わると伴に、「欲求」も変化するようです。
僕は、失われた世代と勝手に付けられ始めた世代です。
ポケベル☞PHS☞携帯電話☞スマホ
と、全てを経験した世代になります。
「所有欲求」の世代ですかね。
やはり、服も自動車も自分のものが欲しいですし、
所有したい、と言う欲求の方が強いかもしれません。
しかし、Z世代と呼ばれる若者は、「承認欲求」の方は強い様です。
それを表すのが「サブスク」という、「所有」せず、「利用」出来ればよい。
という考え方です。
「所有」して満足するより、SNSのフォロワー数や「いいね」の数で認められたいという
欲求の方が強いようです。
確かに、人間は誰かに評価されて喜びを得ます。
それで成長できるとも言われます。
また、所有物が少なければ、管理や処分に困らないでしょうから、
SDGsという現代社会の流れからすれば、合理的な欲求かもしれません。
やはり、「欲求」も過度になると、無謀な事をして注目を集めたり、
スマホ依存症になって、健康を害する事になります。
「欲求」がなければ、人間は成長しないし、努力もしないとも言われます。
上手く「欲求」と付き合いたいものですね。