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2020年07月
2020.07.29
2022年から高校家庭科で『投資など金融制度』を教育科目に導入
2022年に民法の成年年齢が18歳になります。
婚姻できる年齢も、男女とも18歳に変わります。
その2022年に高校で『金融制度』について、履修プログラムに導入されます。
聴く話によりますと、家庭科の一部として、講師は金融庁等から派遣される様です。
日本で、とくに遅れていた教育分野がようやく高校では、ありますが、
教育プログラムに導入されることは、大変意義があると思います。
社会人になって、給料をもらって、それを預貯金にするのが得策と考えている若者がいる先進国は
日本ぐらいのようです。
金融制度を学び、如何にして生きたお金を社会で回すかを学ぶことは、重要に思います。
2020.07.28
相続手続後の『足跡』
当事務所でも不動産の相続登記を含め、遺産承継業務を受任しております。
その際に、見せて頂くのは、被相続人(亡くなられた方)の登記権利証や、その手続後の
納品(返却)された書類です。
かつては、司法書士業務の報酬は規定があり、それによって報酬額は決まっていました。
しかし、公正取引委員会からの忠告で、各士業、報酬規程を撤廃し、各事務所で決める様に
なりました。
もちろん、手続きは適正かつ迅速に行うことは、当然として、
手続後の返却させて頂く際に、どのように工夫して、わかりやすく
今後、ご依頼者に見て頂いても内容がわかりやすいものに、なるように
当事務所では、心がけております。
「登記権利情報」は、とても重要な書類です。
よって、大事に取り扱っていただけるような書面でお返ししております。
こうしておけば、後世、どのような手続きが行われたのか、『足跡』を
辿ることができます。
やはり、重要な書類は、それなりの見栄えも必要だと考えております。
2020.07.27
『相続節税 賃貸活用に誤算』
『相続節税 賃貸活用に誤算』と、昨日の日経新聞にありました。
コロナ禍で、テナントの会社がリアルオフィスを閉鎖したり、飲食店、カラオケ店のテナントから
家賃の減額請求をされたり、と賃料が減少しているようです。
『節税』をするには、リスクを伴います。
『相続税』といった一通過点を見れば、節税効果はあるかもしれませんが、
長い目で、見ると、『節税』を中心にアクションをすれば、リスクは伴います。
特に『少子高齢化社会』において、不動産の賃貸経営は、どこかで必ずリスクが
発生します。
需要とする、若者の人口が減り、高齢単身世帯が増えた今、賃貸物件を借りる際の
連帯保証人の適格者が見当たりません。
最近では、『身元保証人』という、私個人の意見ですが、士業者が手を出し始めています。
どれも、お金目当てのやり方しか、見えません。
この『身元保証人』をする士業と、賃貸物件を扱う不動産業者が手を組んで
ビジネスを新たに構想しているのでしょう。
この手のビジネスには、必ず、穴があります。
心のある士業の方には、お勧めするビジネスではありませんね。
2020.07.27
「相続」「会社の将来のこと」などの、お悩みがございましたら、当事務所へ
最近、親族の相続や会社の将来、事業承継も含めて、ご相談頂く機会が増えました。
とても、有難いことです。
ドラマや映画で、会社の買収や敵対的な内容がやはり、視聴者の目を引くようです。
何もトラブルなく、物語が進めば、ドラマや映画にはなりませんね。
それは、あくまでフィクションの世界であれば、言わば他人事なので、客観的にみれるので、
とても興味深いです。
しかし、このようなフィクションの世界での事象は、時として現実に起こります。
そのフィクションの世界に入らないために、何らかの予防対策が必要になってきます。
予防策すなわち事前対策をしておけば、その対策には選択肢があり、貴方の選択する余地が広がります。
しかし、事後であれば、「法律」それも選択肢のほぼない世界で、貴方は意思表示、決定をしなければなりません。
後は野となれ山となれ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが原因で、思わねところで
紛争が発生し、真にドラマや映画の世界に引き込まれるかもしれません。
是非とも、せっかく、ご自身が築かれた、守られた財産は後継者に貴方から直接に『想い』を添えて
『渡す』『託す』ことをお勧めしております。
決して、ドラマや映画のフィクションの世界に入らないように。。
それだけは、避けて頂きたく思います。
2020.07.21
『想い継がれるもの』
先日、衝撃が走りました。
俳優 三浦春馬さんが亡くなった事です。
僕は、中学生の頃から、好きなミュージシャン、俳優、写真家がいます。
福山雅治さんです。そうです、「マシャ兄」です。
このお二人の共通点は、所属事務所が同じ事。
人柄も良くて、カッコよくて、謙虚で、ストレートで、気遣いの方という点です。
かつて「ガリレオ」というドラマで、マシャ兄が演じる湯川教授の若い頃の役で
三浦春馬さんが演じられました。
「ごくせん」。「クローズZERO」。「クローズ」という漫画が、僕の人生の教科書でした。
三浦春馬さんが演じられた美藤兄弟の弟は、はまり役でした。
まだまだ、彼の演技が観たかったです。
若手俳優の中で、NO.1でしょう。彼の様な俳優、エンターテイナーは、もう現れないでしょう。
いまは、心からお悔やみを申し上げたいと思います。
僕より、若くて才能もあって、素晴らしい方が亡くなるのを観るのは、たまりません。
日本は、法律も政治も、遅れています。
それ以上に、「メンタルケア」の分野においては、物凄く遅れています。
「精神病」というと、日本人は間違った認識で対応しています。
先進国のプロスポーツの選手、トップ経営者には、優れた「精神科医」がついています。
これだけ、情報が溢れ、誹謗愁傷もされる世の中で、一番にさらされているのは、「精神」です。
「風邪をひく」ように「うつぎみ」になるのも、精神的に弱いのではなく、
ごく自然のことです。
肉体の疲ればかりで、精神の疲れの話はあまりされません。
それは、目に見えないからでしょうか、本当に大切なものは、目にみえず、失ってはじめて気が付くのかもしれません。
マシャ兄の曲の歌詞で
「人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、人を憎み、人を赦し、また人を知る」というのがあります。
人生の大切なことが凝縮された歌詞のように思います。
三浦春馬さんは、永遠に作中の中で生き続けることでしょう。
2020.07.20
『モノ』消費から『コト』消費の時代へ
『モノ』消費とは、実際にお金を支払って、欲しい商品を購入して、自分の『モノ』にすることです。
これは、今までの消費者の欲求は『所有する欲』が、強かったように思います。
欲しいモノを、自分のお金で欲しいモノを手に入れることで、多くの消費者は、その消費欲を満たしていたようです。
(私もそうですが。。)
『コト』消費とは、サービス、実際に体験するというコトに、お金を支払い、満足を得るコトです。
その大きなサービスが、サブスク(サブスクリプション)という定額のお金を支払い、定期の間、サービスの
提供を受けることが可能なコトです。
代表的なのは、映画やドラマを観たり、音楽を聴いたり、洋服、バックを定期的に借りてみたり、
あと、自動車や美容室、フランス料理、ラーメン屋、居酒屋もこのサブスクのサービスをしているそうです。
よって、所有するより、体験する、という合理的なコトに、若者は、お金を消費しているようです。
確かに『モノ』を所有するのは、管理や処分等の責任があります。
保管する場所も必要になったり、モノを買ったコトで、満足して、そのモノを使わずにそのままに
していたり、と、ある意味『コト』消費の方が、賢い選択かもしれないですね。
かつて買ったCDを見るたびに、どうやって処分しようかと、音楽のサブスクの有意義さを
痛感するこの頃です。
『モノ』消費は、もしかしたら自分の価値で決めているのではなく、他人の価値感で左右されているようにも
思います。
自分自身は、本当は、どこに、何に価値観を見出すのか、それが一番大切なように思います。
『モノ』消費と『コト』消費、賢く使い分けができると、より一層楽しく時間が過ごせそうですね。
2020.07.17
「世代交代」
将棋の世界で、皆さん、ご存知のとおり、快挙がなされました。
このニュースを見て、「世代交代」という言葉が死語になりつつあるのかな、と思いました。
僕の好きなプロレスの世界には、「世代交代」というカテゴリーは、よく起こって世代間闘争に
なって、大きくファンを盛り上げてくれました。
最近は、突如、大スターが登場するので、この「世代交代」による闘争は、なくなりつつあります。
日本の一般社会においても、「年功序列」がなくなり、「世代交代」はなくなりつつあるのかも
しれません。
しかし、経営者の世界では「世代交代」が大きなテーマのように思います。
後継者が存在しないので、「世代交代」というテーマにならない企業もあるように思います。
体育会系の育ちなので、「世代交代」と聴くと、昔を思い出して、あの頃の熱い想いが
蘇ることがあります。
やはり、何かと闘うということは、人間の成長において、一定の時期には必要な事だと思います。
「負けてたまるか‼」という、熱い想いが原動力になることもあると思います。
2020.07.16
法務局での「自筆証書遺言」保管制度開始から1週間。
昨年の7月1日から、始まった相続法の改正の一つの目玉である「法務局での自筆証書遺言保管制度」が7月10日より、
開始されました。
原則、遺言書は、自筆で(パソコン不可)すが、財産目録は、不動産では登記事項証明書、預金通帳のコピーで、
足りる事になりました。
なかなか、自筆証書遺言を作成しようとすると、財産目録の作成が難しいというより、ややこしかった様に
思います。
あと、保管先に悩まれていたと思います。今までですと、「遺言信託」という金融機関の商品で手数料が高くつきましたが、
この「法務局での自筆証書遺言の保管制度」は、支払う手数料は、3900円です。
また、自筆証書遺言ですと、遺言書を開封するときに家庭裁判所での「検認手続」が必要でしたが、
この制度をりようされますと、「検認手続」も不要です。
しかし、預かる際の法務局の手続きは、形式的なもので、遺言書として、法的に有効か、という
判断はしてくれません。そこは、あくまで「自筆証書遺言」ということで、ご自身で書いて下さい、とのことでしょう。
よって、是非、この制度をご利用される際は、我々、専門家にまずは、ご相談下さい。
折角、遺されようとした、貴方のご遺志が、後世に伝わるように、法的に有効になるように
アドバイス等させて頂きます。
その際は、色々なお話も伺いながら、アドバイスさせて頂きます。
2020.07.14
『流れ星をみた瞬間に願い事を言えれば叶う』のは、なぜでしょうか?
子供のころに、『流れ星を見た瞬間に願い事を言えたら、その願いが叶う』と聴いたことは、
ありませんか?
大人になり、子どもに『どうして、流れ星に願い事をすると叶うの?』と、
質問されて、皆さん、答えられますか?
この話題は、実はラジオの夏休みの子供に向けての企画で、『子ども何でも相談室』で、
あるラジオのパーソナリティーが、大人も納得のいく答えをしました。
それは・・・
『流れ星は、一瞬だから、その瞬間に願い事が浮かぶのは、その願い事のために
毎日、叶えるために頑張っているからだよ。一瞬で浮かぶのは、いつも、その願い事を
頭の中で実現できるように、生活しているからだよ。』
なるほど!
すぐに思い浮かぶのは、いつも、その願い事を考えているから。
皆さんは願い事はありますか?
あのお笑い怪獣が、神様にお願い事をするとしたら、の回答に
『悩み事がなくなりますように』と、答えました。
さすが。言葉を操る天才ですね。
2020.07.14
「時代」や「何かのせい」「誰かのせい」にするのは、どうでしょうか?
私の世代は「失われた世代」と、よく言われました。
バブル崩壊後、経済成長も低下し、ちょうど少子高齢化という言葉を聴くようになった世代です。
就職活動も超氷河期と言われ、マイナスな言葉でしか表現されない世代でした。
思えば、高校受験、大学受験、就職活動、司法書士資格勉強。
色んな試験戦争と言われる世代で、色んな挫折も多かったように思います。
しかし、一度も「時代」や「誰かのせい」「何かのせい」にしたことは、ありません。
挫折が多かった私が唯一、誇れる点かもしれません。
経営者の方と、お話する機会が多くなりました。
調子のよい会社の経営者の方の共通点は、「素直に一度、受け入れる」ことを
されているように思います。
「時代」が悪い、「法律」が悪い、「政治」が悪い、といっていらっしゃる経営者の方
も、いらっしゃいます。その方の会社は、あまりよい雰囲気というか、空気感が澱んで
いる様に感じます。(あくまで、私の私観です)
「これがダメなら、では次の方法で」と、いう閃きが起きないのでしょう。
「笑う門には福来る」というのも一理あるな、と思います。
調子の悪いときにこそ、一歩前に出て、「ストレートパンチ」を出してほしいものです。
ある人から聴きました。「勝利の女神は、顔つきの良い方に微笑む」と。
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