これからは未来信託
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ブログ

2019.12.10

『親愛信託®』のススメ

 岡山では、『民事信託って⁉』『民事信託とは⁉』という方が多いのではないでしょうか。
違った言い方で『家族信託®』の方が普及しているかもしれません。
私が協同組合親愛トラストの副代表に就任した協同組合では、『民事信託』を『親愛信託®』という名で
普及をしております。
信託の本場、アメリカでは、『Living Trust(リビングトラスト)』という言葉で
表現されます。すなわち『生前信託』。日本語にすると、アメリカでの信託のイメージと違ってきますが・・

そこで、『Loving Trust(ラビングトラスト)』信愛できる人に託す、それは家族には限りません。
一部の書籍には、「民事信託の受託者は、家族でなければならない」と記載しているものもございますが、
信託法には、受託者の規定に家族が望ましいとの記載は、全くございません。
この受託者を家族にする信託を『Family Trust(ファミリートラスト)』と表現し、日本では直訳の
『家族信託®』と呼ばれています。

私たちの団体では、受託者は、委託者が決めるものであり、その方との間で合意ができれば、
託す、といった家族が受託者とは限らない信託の組成も積極的にしております。
その意味で『親愛信託®』。心から信頼できる方へ、『想い』を添えて託す。
これが、大きな『親愛信託®』の柱になっております。

専門家に「受託者が家族でないと、信託できないよ。」と言われた方。
是非、私たちにご相談ください。
『親愛信託®』でお役に立てれば、幸いです。

2019.12.10

『民事信託(家族信託®)』の元来の機能とは⁉

 『民事信託(家族信託®)』は、全てにおいて、万能では、ありません。
あくまで財産管理、承継、事業承継等の財産に関する分野においては、可能性は無限と言えるでしょう。
しかし、成年後見制度の身上監護や、悪徳商法の被害にあわれた時に代理人として法的手続きを行えるのは、
成年後見人等しかできません。

『民事信託(家族信託®)』の可能性を活用できるのは、皆さまが元気なうちです。
早期相談、早期対策によって、貴方の想いを反映させた資産承継対策(相続対策)、
会社を経営されていらっしゃる方でしたら事業承継対策をカタチにしておくことが
できます。
よって、『民事信託』と『任意後見』、『成年後見』の制度の各々のメリットをご活用して、
万全な対策が可能となります。

『成年後見』につきましては、同業者でエキスパートが居りますので、
それぞれの観点から対策案をご案内致します。

2019.12.09

『遺品整理』にならないように、『生前整理』のススメ

 『エステートセール』という言葉をご存知でしょうか?
海外(特に欧米)で、遺品を遺すのではなく、自分の大切なもの、不要なものを
選別して、元気なうちに、整理しておき、欲しい方がいらっしゃれば譲渡することです。


日本人の素晴らしい精神として『もったいない』という言葉がございます。
『もったいない』とは、物を大切にする、粗末な扱いをしない、という事も含んでます。
すなわち、元気なうちに、自分の持ち物を見直して、選別しておく。
これも立派な『もったいない』精神の現れと、私は思っております。
遺品整理になってしまうと、ほとんどがゴミ扱い(相続人の方が選別できる時間と費用が大変だ)
となってしまう恐れがあると思います。

不動産や金銭、金融商品などだけではなく、さまざまなお持ち物も『想い』を添えて、渡す事
も大切な事だと思います。

今後、『エステートセール』についても、ご支援できる体制を整えようと考えております。