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2022.04.19
日本の私立大学の4割が10年以内に統廃合へ
昨日の日経新聞に「日本の私立大学の存亡」について、記事がございました。
少子高齢化と、私立大学の乱立で、やはり、統廃合は避けられない状況の様です。
一部の大学が、助成金等で海外の留学生を入れていて、ある意味の延命をしていた様ですが、
この新型コロナの影響で新たな留学生を受け入れる事も出来ず、統廃合の流れになっているようです。
「私立大学」の誘致は、地方都市においては、一大のビジネスチャンスになっていました。
若い学生が来るのと同時に「衣・食・住」の経済が動き出す。
しかし、その流れも、都市部の巨大ターミナル駅の傍に『出張キャンパス』で社会人向けに
なり、地方都市のキャンパスは縮小の流れになっております。
やはり、少子高齢化という問題は、色々なところで暗い影を落としています。
また、私立大学のようなアカデミックな研究できるところが減少することは、
様々な自由な発想に基づく研究を損なう結果になるかもしれません。
今一度、社会問題として、大きく舵を切るべき時が来ている気がします。