これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2021.12.09

オリンピック・パラリンピックの本来の意義

 数十年前までは、オリンピック・パラリンピックを開催することによって、
国際社会の一員になる、という国家プロジェクトでした。

しかし、競技開催後は、施設の再利用方法や、巨額の投資をしたツケをどのようにして
解消するかが問題となり、国の経済に対して大きな負担が残るリスクを考えなくてはならなくなり、
本来の『オリンピック・パラリンピック』の精神が問われるようになりました。

現在のIOCのバッハ会長は、今年の東京オリンピック・パラリンピックでも、政治色が強いと
何かと物言いがされ、来年の冬季の北京オリンピック・パラリンピックは、各国が政治的な
使者を送らないとまでなり、オリンピック・パラリンピック選手のために開催される色が
強くなり、ある意味、本来のオリンピック・パラリンピックとして意義のある大会になりそうです。

しかし、新型コロナのオミクロン株の発生によって、行き先が不透明になりましたね。

この新型コロナの影響は、来年もまだ続きそうです。