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2021.10.19
暦年贈与が出来なくなる!?
令和3年の税制大綱で、「贈与税・相続税の一本化」の議論がされていました。
今回の総選挙で「金融資産の所得税」については、議論に挙がっていましたが、
この「贈与税・相続税の一本化」について、議論に挙げてもいいのではないか、と
思います。
暦年贈与110万円については、非課税ということで、いろいろな金融商品も、
その枠内で行われているものもございます。
(もちろん、既に契約済みのももについては、遡及しないのが原則ですので、
そのまま契約は維持されます)
また、祖父母から孫への教育資金贈与についても、非課税ということでしたが、
その点も見直し、廃止される可能性がございます。
「贈与税・相続税」が別になっているのは、日本ぐらいで、
先進国の税制に合わせると、「相続税一本化」というのが主流です。
そこに日本も合わせるのか、それとも、財政再建の一手として考えているのか、
今回は、総選挙ですので、政権選択選挙にもなります。
様々な論点があるので、政策を注目していきたいと思います。