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2021.07.14
『雷』『豪雨』と菅原道真
昨日は、全国で落雷が2万回あったそうです。
一部のデータによると、『宝くじの高額当選』より『落雷する可能性』の方が
高いそうです。
出来るなら、宝くじの高額当選の方が良いですね。
話を『雷』『豪雨』と菅原道真公に戻します。
今では、菅原道真公は、『学問の神様』として有名です。
別名、『天満宮』として、全国各地で祀られて、毎年、受験のシーズンには、
多くの受験生がお参りされています。
私も、かつては、良く通っていました。
歴史をたどると、実は、菅原道真公は『雨乞い』の神様として、
祀られておりました。
それは、都の京都から九州の太宰府に有らぬ疑いを、濡れ衣を着せられ、
左遷されました。
その菅原道真公の怒りが、『雷』『豪雨』を京都の地にもたらすとして、
時に雨乞いの神様でした。
『雷』がなると、おまじない、呪文のように『クワバラ、クワバラ』と
唱える⁉ことを聴いたことはありませんか?
実は、京都には桑原氏という、有名な公家がいっらしゃり、最後まで菅原道真公の
「みかた」をされており、桑原氏の治める土地には、雷は落ちなかったそうです。
よって、昔から「クワバラ、クワバラ」と唱えて、道真公の怒りをおさめて、
自分に雷が落ちないように願ったそうです。
『天満宮』と言われる事も、なんとなく納得できますね。
ちなみにですが、桑原という地名は京都に残っています。
そこには、京都地方裁判所が現在ございます。
なにかの『縁』でしょうかね。