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2021.01.15
格闘技・プロレス業界の行方
元プロレスラーの衆議院の馳博議員を中心とした、格闘技、プロレス議員連盟が
昨年発足しました。
やはり、コロナ禍で興行を行えないなど、どの業界も苦しいようです。
しかし、新日本プロレスは、違いました。
今年、東京ドームで入場者の制限を余儀なくされましたが、
1月4日、5日ともに、試合内容含めて大成功だったと思います。
特に5日は、新日本プロレスいやプロレス界の顔である、
オカダカズチカ選手、内藤哲也選手、棚橋弘至選手が出場しない試合日程
でしたが、その顔である選手が出場しなくても、プロレスファンを魅了させる
団体は、世界中探しても『新日本プロレス』だけだと思います。
なぜ、『新日本プロレス』は、そこまで一人勝ちができるのか⁉
それは、運営会社が『ヴァンガード』というのもありますが、
棚橋弘至選手の功労を僕は称えたいと思います。
2003年から数年、『PRIDE』や『K-1』と言った空前の格闘技ブームでした。
本当にこの数年間、プロレス界は、苦渋の年でした。
それに追い打ちをかけて、プロレス界をけん引すべき三沢光晴選手、橋本真也選手が
若くして他界されました。
本当にファンからみても、プロレス界の存亡は厳しいのでないかと思いました。
そこでも、棚橋弘至選手は、新日本プロレスの顔、いやプロレス界の顔として
プロレスのリングで戦い続けました。
『みなさ~ん、愛してます‼』
この言葉は、試合後に会場に来てくれたファンに向けての感謝の言葉だったと思います。
その棚橋弘至選手に憧れ、プロレスラーを目指し、プロレスラーになり、現在IWGPヘビー級、
IWGPインターコンチネンタル王者の飯伏幸太選手に繋がっているのです。
飯伏幸太選手の技、肉体、運動神経、身体能力は、世界でもトップだと思います。
やはり、『ブーム』は過ぎ去るものです。
本物になるには、時間がかかります。
その時間の中で、次の時代をけん引する人財が生まれるのだと思います。