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2020.03.10
老舗高級百貨店「バーニーズニューヨーク」閉店
ファッションにご興味ある方はご存知だと思いますが、日本にもある高級セレクトショップ
「バーニーズニューヨーク」。
日本にあるお店は、日本法人でそのまま営業されておりますが、
本場のアメリカ法人が経営破綻して、本店が閉店しました。
ファストファッションの流行を担ってきた「フォーエバー21」も
経営破綻して、日本の店舗も閉店しました。
何が私が言いたい事を述べますと、「消費者の消費形態の変化」です。
アメリカはリーマンショックにより、経済の主導権が金融工学から
「GAFA」と呼ばれる、巨大新興市場を担う企業に経済の主導権は
渡りました。
(皆さん、ご存知のとおりです)
しかし、重要なのは、その形態が日本の社会には適合しない事です。
ネットで買い物をする、それは同じです。
しかし、ネット経済社会を支える物流システムがアメリカと日本では
違ってくるからです。
日本は「少子高齢化」。アメリカは人口増加で移民を認めていません。
日本の物流システムを支えていらっしゃる方(トラック運転手)も高齢化の
影響をうけています。
(現に工場に潤沢なトイレットペーパーがあるにもかかわらず、物流の人材不足で
我々の手元、お店に陳列できないため、社会現象になっています)
アメリカで起こる現象が、数年後日本にも起こりうる現象が、
日本は、少子高齢化により、機能不全になり対応できない状況が既に
生じております。
解決策があれば、いいのですが。日本国民(特に20歳から40歳代)は、
真剣に取り組まなければならない課題です。
(問題提起だけで、すいません。)