これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2024.12.23

中小企業の経営者の才能の見分け方。

 以前、亡くなられた有名な司会者の方、企業を再生された有名な方が仰っていました。

「企業の応接室に行って、社長の「ある」賞状やトロフィーを、わざわざ飾っている会社とは、
付き合わないほうが、良い。それだけで、その会社の社長の器量は判る。」

この「ある」とは、ゴルフのことだそうです。

この言葉を仰った司会者、経営者の方、言わく

「会社は、経営者のモノではない。お客様を最初に迎える部屋に個人的な趣味のものを飾っている経営者は
会社と経営者個人が違うという認識がないと同じ。ゴルフの成績を自慢する時間があるなら、もっと、
学ぶべきものはある。全てが上手く行くようになってから、ゴルフをするべきだ。」

と、お二人とも仰っていました。

確かに、私も、そう思います。
特に現代において、経営者は利益を上げるだけでなく、それ相応の知識、教養が必要とされると
思います。

また、会社は、社長のものではないので、その認識不足も、如何なものかと個人的に思います。

社長業は、趣味ではございません。
その趣味のものを会社の応接室に飾るのは、いささか、時代遅れとも言われても仕方ないのかもしれません。

2024.12.11

皆さんは、自分の個人情報の値段は何円ですか?

 昨今、キャッシュレス、ポイント、色々なところで、一見、特して生活しているように
思われがちですが、実は、ご自身の個人情報を売っているのです。

えーっ、と思われるかもしれませんが、ポイント付与したりする際に
「お名前」「住所」「電話番号」「生年月日」を記入してませんか?

この4つの個人情報が判れば、多くの犯罪集団は、喜んで、
詐欺、強盗、等の闇バイトと言われる組織が、貴方の元に足を運ぶ
事になるかもしれません。

実際に、大企業の「個人情報」の流出が後を絶ちません。

また、このポイント、キャッシュレス社会において、
個人情報が判明すれば、第三者に好き勝手にされる懼れも
ございます。

勿論、日頃、よく利用されるお店やカードについては、
必要だと思いますが、ポイントを貰う代わりに個人情報を
提供していると、と言う事実は、お忘れなく。

2024.09.12

「稼げる資格は、何ですか?」私からの回答「資格を取っただけで稼げる資格はございません」

 最近、本屋で「稼げる資格」という書籍を目にしました。

中身を少し拝見すると、あくまでも私の意見ですが
内容は、「時代遅れ」の感じがしました。

標題にあげているように、この令和の時代に
「資格を取るだけで稼げる資格はない」です。

かつての昭和の様な、高度経済成長期には、
規制強化で、資格がないと出来ない、専門的な知識がないと
出来ない仕事は、沢山あり、それに応じて国家資格もあったと
思います。
しかし、現在、生成AIの進化、スマホ、沢山の情報ツール
また、資格を取得した後も、法律等の改正を常にアンテナをはって
おかないと、法律、知識が古いものになり、真に時代遅れの専門家に
なってしまい、仕事に対応することが出来ないでしょう。

毎日、報道されている兵庫県知事の進退問題ですが、
一番、重要なのは、「公益通報制度」という制度を知事自身がきちんと
理解されていない点だと思います。

現在、多くの法律が改正、施行されています。
その法律の法意(なぜ、この法律を制定したのか、保護する法益は何か)を
理解する必要があります。

かつては、資格取得すれば、その資格に応じた独占業務がありましたが、
少子高齢化を迎え、生成AIが普及した現在、その独占業務の需要自体が減少して
いるのです。
沢山の資格があれば、それぞれの独占業務が社会にはありましたが、
今、現実、資格だけでは稼ぐことが出来ない、と私は、はっきり断言致します。

柱となる一つの資格を取得して、「如何に、その資格を活かす事が出来るか」
だと思います。
資格ではなく、生成AIに強い、金融知識に強い、英語、多国語が話せる、
といったスキルの方が重要だと思います。

だた、資格を取得すれば、稼げる時代は終わりました。
それは、弁護士、医師、司法書士、会計士、税理士その他の全ての資格に
言えることだと思います。

でも、決して、悲観することはないと思っております。
なぜなら、変動期はチャンスです。
自らの意思で行動し、考えて、未来を切り開くことが出来るからです。