これからは未来信託
これからは未来信託

ブログ

2025.12.26

今年は、昭和100年、来年は、AI元年!?

 暦の上では、官公庁が今日が仕事納めで、それもあってか、
今年一年、いつも、より一層、早く過ぎた感じが致します。

来年の長期天気予報を見ると、春の到来は早く、3月には、
春めくらしいです。

今年は、令和7年、昭和で言うと100年。

憲政史上初の女性総理大臣の誕生と、社会も少しずつ変化をしている様に
感じます。

最近、法律界でも、AIのセミナーの案内が多くなり、基礎編や使い方など
セミナーが多種多様になってきました。

いよいよ、来年あたりに、法務実務にもAIを駆使する時代が来ている様に
思います。

久々に今年は、色々なケースの登記実務のご依頼を頂く機会があり、
開業当時の頃をふと、思い出す事がありました。
「登記業務」には、既に「答え」があり、それに辿り着くまでの過程が主に
司法書士業務とされています。

しかし、この「答え」がある以上、この過程の実務は、AIが主導していく事に
なり、司法書士業務は、変化をしなければならないと思います。

開業してから、1年後、この変化より先に動こうと思い、
現在の「未来信託」を活用した予防法務とリスクメネジメントを中心とした業務をさせて
頂いております。

来年は、より一層、多くの方に相続、家族信託ではない、「未来信託」の活用法等を
実際にご提案して、相続、家族信託では想定されていない解決策を提言して参ります。

その中でAIとの付き合い方も、模索していこうと思います。

本年は、大変お世話になりました。
来年も引き続き、よろしくお願い致します。

よいお年をお迎えください。

2025.12.17

通信教育で「極真空手」を習う!?

 久々にブログを更新します。

おかげさまで、未来信託のご相談を賜ることが増えてきました。

しかし、世の中の民事信託、家族信託の研修や、書籍を拝見すると
信託実務を実際にはされていない専門家、信託法の条文さえ読み込んでいない
専門家の発言や、記載が目立ちます。

これは、通信教育で「極真空手」を習う事と同じです。
(そもそも、「極真空手」は、フルコンタクトの空手なので、通信教育は存在しません。)

なぜ、この例えをするのかと言うと、我こそ、民事信託の専門家、家族信託の受任数百件、
と言うのを目にしますが、実際のところ、信託実務を行っている専門家は全国でも数名です。

信託実務は、ご依頼者のご意向や想い、願いを専門家が直接伺い、現場(会社や不動産)に
行って、実際を感じます。まさに信託実務には、臨場感が重要です。

この臨場感をしらない、「机上の信託実務」を行っている専門家が多すぎます。

信託契約書も酷い内容で、セカンドオピニオンのアドバイスさえ不可能な契約書を拝見します。

信託契約書は、「生きもの」、締結後も成長したり、変化したりします。

その点を実際の実務の現場に立たないと理解できないと思います。

もう、通信教育の民事信託、家族信託は止めましょう!

民事○○士や、様々な信託系の資格も、僕から言えば「意味ないじゃん」と思います。

その資格を取得する勉強をする前に信託法の条文や周辺の会社法や民法、保険法の知識も
現場では必要になってきます。

肩書で仕事が来る時代は終わりました。

2025.09.25

「大学」大量閉校の時代へ

 数ヶ月前、少しショックなニュースがございました。

「京都ノートルダム女子大学 閉校へ」

大学生時代、近所に住んでいて、バイト先の先輩や友人、知人も通っていた大学
だっただけに、何処か寂しい感じが致しました。

いよいよ、少子高齢化の波の影響が実際に出てきた様に思います。

かつて、大学入試は壮絶な戦いでした。
しかし、現在、受験生も少なくなり、大手受験予備校も縮小。

一つのビジネスが大きな転換期に来たように思います。

どの業界も「人口ピラミッド」で設計されているので、
影響は出てくるように思います。

先日も「生保代理店」の廃業、倒産が増加傾向にあり、
一定の転換期が来ているように思います。

既存業務から如何に脱却するか、出来るかが、大きな分岐点のように思います。