ブログ
2025.12.17
通信教育で「極真空手」を習う!?
久々にブログを更新します。
おかげさまで、未来信託のご相談を賜ることが増えてきました。
しかし、世の中の民事信託、家族信託の研修や、書籍を拝見すると
信託実務を実際にはされていない専門家、信託法の条文さえ読み込んでいない
専門家の発言や、記載が目立ちます。
これは、通信教育で「極真空手」を習う事と同じです。
(そもそも、「極真空手」は、フルコンタクトの空手なので、通信教育は存在しません。)
なぜ、この例えをするのかと言うと、我こそ、民事信託の専門家、家族信託の受任数百件、
と言うのを目にしますが、実際のところ、信託実務を行っている専門家は全国でも数名です。
信託実務は、ご依頼者のご意向や想い、願いを専門家が直接伺い、現場(会社や不動産)に
行って、実際を感じます。まさに信託実務には、臨場感が重要です。
この臨場感をしらない、「机上の信託実務」を行っている専門家が多すぎます。
信託契約書も酷い内容で、セカンドオピニオンのアドバイスさえ不可能な契約書を拝見します。
信託契約書は、「生きもの」、締結後も成長したり、変化したりします。
その点を実際の実務の現場に立たないと理解できないと思います。
もう、通信教育の民事信託、家族信託は止めましょう!
民事○○士や、様々な信託系の資格も、僕から言えば「意味ないじゃん」と思います。
その資格を取得する勉強をする前に信託法の条文や周辺の会社法や民法、保険法の知識も
現場では必要になってきます。
肩書で仕事が来る時代は終わりました。


