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2023.09.11
給食ホーユーの破綻で露呈した日本型企業の破綻の始まり
広島に本社を置く、学校の給食事業を展開していたホーユーが破産開始の手続きに入りました。
これは、日本型企業の破綻の始まりの様に考えられます。
日本は、戦後高度成長期に様々な独特の経済成長を果たし、見事に世界で第2位の経済大国になりました。
これは、すでに歴史の話です。
現在では、先進国の中でも、経済、教育の分野でも下位に低迷しております。
ビックモーターの不正、損保ジャパンの不正、はたまたジャニーズ事務所の経営体制の問題等。
ジャニーズアイランドの社長、井ノ原快彦氏が
「日本は忖度が蔓延る企業風土、業界風土が蔓延していますよね。
これを、皆さんの協力も得て、変えていかないといけない」と、記者会見での言葉が全てを語っていると思います。
日本の企業は、「年功序列型」で成長を遂げました。
しかし、成長した以上は、その変化を求められます。
コロナ収束後、「コロナ前に戻った」と言う経済評論家か、メディアが報道しますが、
これは間違いだと思います。
コロナ後の世界は、その前とは違うものでなければなりません。
少子高齢化の問題、生成AIの社会進出、今まで「当たり前の仕事」がなくなる、
そんな時代であるという認識が必要だと思います。
社会は変化してきたはずなのに、その変化に対応できない業界は、一気に衰退するでしょう。
これは、まぎれもない事実だと思います。
自ら変化に対応しおうとする業種、企業のみ生き残るでしょう。
変化するには、第一歩が必要です。
その一歩は、どうなるか判りませんが、必ず「道」となって、
新たな景色を見せてくれると思います。