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2022.08.23
「相続」って、何?「相続登記義務化」して大丈夫?
今月は、相続登記推進月間で、様々な相談会で相談員をさせて頂きました。
「相続登記の義務化」の影響もあるようで、多くの相談を受けさせて頂きました。
特に多かったのが「相続って、そもそも何?」と言うご質問もございました。
確かに、「そう!」だと思います。
職業的に我々、司法書士は日常的に扱うものですが、
我々、司法書士でも「相続」をきちんと説明できる専門家は少ないように思います。
不思議な事に本質を知らなくとも、実務はできます。
なぜなら、「法定相続制度」で、大半の話がつくからです。
「配偶者2分の1、子ども2分の1」…
こんな話で本当にいいのでしょうか?
私も相談員をしながら、一応、「法定相続制度」について、お話しますが、
話ながら、「これは、おかしくないか?」と最近、多々、思います。
相談を受ける方も「おかしい」と、よくおっしゃいます。
少子高齢化時代の今、かつての概念だけで社会に対応するのは限界があります。
10月から「民事信託の基礎講座」を開催予定です。
そこで、「相続」の本質をきちんとお話致します。