これからは未来信託
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2021.01.12

『さらばプロレス大統領』

 『さらば「プロレス大統領」』(日経新聞評論より)

真に上手いこと言ったな、という、アメリカのドナルド・トランプ大統領の
こという、日経新聞で評論文が掲載されていました。

『5カウントまで、反則行為は許され、後は場外乱闘で試合のペースを
作る。熱烈なファンを煽り、自らの正当性をアピールする』

真にアメリカンプロレスの王道の手法です。

トランプ氏もラスベガスのカジノの余興でプロレスを呼んで、
そこから、一時期、あるレスラーのセコンドをしていた経歴は
有名です。

彼もプロレスラーになり、チャンピオンになりたかったのかもしれません。
そのリングが、プロレスではなく、政治という舞台になっただけなのかも
しれません。

よって『アメリカファースト』~『とにかく俺が世界で一番なんだ!』~
と、言っていたのかもしれません。

しかし、支持者を煽り、暴力によって、主導権を握るのは、プロレスでは、
あり得るかもしれませんが、政治それも民主主義国家では、あるまじき行為です。

世界では、協調性が求められ、一国のみ独占をある意味、赦してはいけません。

ドナルド・トランプ氏は、プロレスの中で生き、憧れのプロレスによって
幕を閉じることになったように思います。

僕もプロレスファンですが、勿論、仕事と趣味は別物です。

趣味の範囲で留まっておくべきだったのかもしれません。

~さらばプロレス大統領~