これからは未来信託
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ブログ

2020.08.31

『天気』は、神様の気分次第⁉

 気候変動、猛暑、今年は毎日のようにニュースで、気温の報道をしてます。
体温より、周りの気温の方が高いのですから、「熱中症」になるのも当然です。
ですので、「熱中症予防の対策」は、生命に関わりますので、ご留意下さい。

僕の趣味の一つで「スポーツ観戦」があるのですが、最近、「カーレース」にも
興味が湧いてきました。
「速いものが勝つ」と、判りやすく、でもチームプレーが重要なスポーツです。

「ドライバー」と「メカニック」「監督」と後、「天気担当」の方がいらっしゃるのは、
ご存知ですか。「ウェザーニューズ社」から来た方が多くで、サーキットの天気の情報を
チームに伝え、雨が降りそうな時、タイヤの交換をいつするか、いつピットインするか、
そのタイミングの駆け引きも、このカーレースの醍醐味だと思います。

雨の道を、晴れ専用のタイヤだと、スリップして事故の恐れがあり、スピードを上げることが
できません。この「天気の情報」も勝敗に大きく関係してきます。

今、「ウェザーニューズ社」など、民間の気象予報会社がありますが、
かつては、「天気」「気象」を扱えるのは、国家機関の気象庁だけでした。

規制緩和で国家資格で「気象予報士」も出来、民間人が気象情報を提供できる現在です。

「天気」とは、言葉のごとく「天(神様)の気分」だと、解されていました。
よって、少雨であれば、「雨乞い」を行い、雷がなると、「クワバラ、クワバラ」と
呪文のように唱えて、天の気分が収まるように祈っていました。

菅原道真、天満宮は、今は、「勉学、受験の神様」です。
しかし、かつては、田畑に雨をもたらす神様とされていました。

菅原道真は、京都から福岡大宰府に左遷され「飛び梅伝説」が有名ですが、
実は、大雨が京都の街に災害を及ぼし、その原因は菅原道真の「祟り」と呼ばれていました。
「クワバラ クワバラ」と雷をいさめる呪文、この「クワバラ」は、当時の京都の桑原氏の事を
言っています。桑原氏は、菅原道真が左遷されることに最後まで反対し、菅原道真を支持する最後の一族でした。

よって「クワバラ」と言って、いさめる風習が全国に広がったようです。
最近は聴きませんが。

この桑原氏が居た京都の地には、現在、京都地方裁判所等の裁判所があります。
これも何か物語っているのでしょうか?
やはり、歴史は興味深いですね。