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2019.11.07
成年後見制度と民事信託
『成年後見制度』と『民事信託』、最近よく比較されます。
私は、まったくの違ったものだと考えております。
よく人生を『道』に例えることがあると思います。
日本語には、『道』という標記しかありません。
しかし、英語は『way』や『course』、『road』『path』など、
たくさんの単語で語彙を変えて表現しています。
『way』は、自ら開拓し切り拓く道、『course』は、スタートすれば、
ゴールがある道。
『成年後見制度』は予め、決まった事にあてはめていく。=『course』
『民事信託』は、自ら、どうしたいのか、決めていく。=『way』
どちらが、適したものかは、人それぞれだと思います。併存してもよいと思います。
しかし、『民事信託』という選択肢が増えたことにより、解決できる社会問題が
必ずあると思います。
一つでも民事信託を活用して、解決していきたいと思う今日この頃です。
(でも、中高年の男性の方は『my way』をよく歌われますよね)