お知らせ
2023.09.29
【政府が認知症に対する施策発表】ご高齢者のお一人様の「身元保証人サービス」には、まだ、ご注意を
円安、物価高、少子高齢化、人口減少、インフラ老朽化、街に猪、猿の出没、気候変動、食料難、水道代の高騰。
社会問題を挙げてみましたが、「ご高齢者の認知症」についての対策も、日本は欧米に比べると周回遅れです。
政府も基本項目を決めて取り組む姿勢を示しました。
ここで、当ホームページで危険信号を発している、「ご高齢者の身元保証人サービス」について
お話したいと思います。
政府もようやく、この無法地帯の「身元保証人サービス」に法的な秩序を示すようです。
現在の制度、そもそも法律論からして、おかしな制度を提供している一般社団法人、司法書士や行政書士が
主導しているものが多くです。
大手のコンサルがノウハウ等を提供しているようですが、
法律家であれば、「身元保証人サービス」は、おかしいなサービスです。
保証契約は、そもそも、債権者(ここでは、病院や施設等になると思います。)と保証人で
契約するので、保証契約です。
よって、この「身元保証サービス」は、ご依頼者(病院に入院される方、施設に入所される方)
と、身元証明人になるサービスを提供する一般社団法人等と契約を締結しても、
債権者(病院や施設)が、その「身元保証サービス」提供会社と保証契約が締結されなければ、
「身元保証サービス」は意味がございません。
百歩譲って、「身元保証人委託サービス」なら、理解できるのですが。
おそらく、実態は、「身元保証人サービス」を提供する病院、施設が予め、
提携契約を結んで、その施設等に入所するという青写真が出来ている様に
個人的には思います。
全国で、消費者トラブルが発生している今、政府の動向が注目されます。