お知らせ
2023.05.31
時代の変革期、士業者も淘汰される時代
私の業務の始まりは、ご依頼者の方の現在、抱えておられる問題や心配事を拝聴することです。
この士業を始めて思う事は、「相談業務は、専門職が専門知識を教える」という勘違いをしている
士業者があまりにも多い事です。
相談を受けるにあたり、まず最初は、ご依頼者の方の現況、「なぜ、ご相談に来られたかの、どんな問題、
心配事を抱えられておられるのか」を拝聴することだと思います。
私の前職が呉服の営業でしたので、その当時、先輩から「トップセールスは、話す能力ではなく、聴く能力が
凄い」と聴いておりましたが、これは、全ての職業に繋がると思います。
最初から丁寧に聴いておかないと、何をどうすれば、良いのか、こちら側の対応、ご提案、対策も違ってきます。
私の司法書士という士業も、かつては、書面だけのやり取りが中心でした。
しかし、現在は、民事信託、成年後見、任意後見、死後事務、企業法務、事業承継といった、
人とのコミュニケーションが重要となってきます。
「なぜ、この提案をしたのか、なぜ、今のうちに、これをすべきか」
と言った、プレゼンテーション能力の必要だと思います。
でも、一番は、ご依頼者の方の声に真摯に耳を傾ける事が出来る士業者でないと、
これからの業務は、どれも差が出てくると思います。