お知らせ
2023.01.16
事実上の利上げと物価高騰と賃金上昇の行方
今年の春先に現在の日銀の黒田総裁は任期満了にて退任するようです。
次期の日銀総裁の人事で、岸田政権は「アベノミクス」の経済政策を継続するか、
岸田総理の「新しい資本主義」に舵を切るのか、注目が集まるところですが、
ここ数年、ゼロ金利政策を行っていたので、日銀総裁の役職も目立たない役職に
なっているようです。
この年末、年始で岸田政権は、事実上の利上げと軍備増強による増税を打ち出しました。
中国での習近平国家主席が異例の継続で、中国による台湾進攻が現実のものとなりつつあるのでしょう。
この週末にも、横浜に自衛隊の施設の建設とアメリカ軍の新たな部隊が設置されることが報道されました。
また、今年も物価の高騰で、多くの生活必需品の値段が上げるようです。
また、ユニクロが他の企業に先駆けて、従業員の賃金の4割アップを表明しました。
この年末年始からの動きは、全て連動しているように思います。
それは、先行き、将来を見据えた対策をしていた「ユニクロ」と、その場しのぎの政策しかしてなかった
「岸田政権」、対策をしているか、していないか、の否でこれ程、結果が変わってくるものかと
思い知らされます。
「異次元の少子化対策」といっても、短期、中期、長期の政策を打ち出す必要があるのに、
言葉だけが先行していて、国民の支持も、得られなくなっているのが現状だと思います。
今年は多くの「変化」がおとずれる年になるでしょう。
今までの概念では、到底太刀打ち出来ない状況が発生するでしょう。
そのためには、将来を見据えた対策が必要だと思います。