お知らせ
2023.01.10
【相続】法律上の相続、現場の相続の話
「相続」という言葉も制度も、日本特有なもののようです。
昨今、全ての業務がこの「相続」という分野でお仕事をされています。
「相続とは、「相(すがた)」を続ける」という、仏教的な用語に由来すると
言われています。
実際に京都のお寺で仏像の案内書きに「相続している」と、記載がございます。
通常の「相続」の認識では、理解できないですが、「仏像が、おすがたを続けている」
と、解釈できれば、相続なんだなと理解できます。
法律上、相続は、法律行為ではなく、事実行為です。
「人が亡くなって、それによって財産が相続人に渡る」
しかし、「遺産分割協議」相続人の誰が、どの相続財産を相続するかになると、
法律という側面が強くなります。
さあ、法律上の話が出来ても、亡くなられた方の現実の相続が、そこにはあります。
不動産や預貯金、株、など換価できるものは、法律に従い処分できますが、
それ以外のものって、意外に注目されていないんですよね。
「終活」という言葉が世間で認められるようになり、もう数年が経ちますが、
法律上で言えば、「遺言書」ここでは公正証書遺言になりますが、15%から18%に
なっただけで、思いのほか、進んでいないようです。
「終活セミナー」に参加した事によって、想いが完結される方が多いようです。
そこをいかに汲み取って上げることができ、対策もきちんとご提案出来るように
なる事が法律家の使命かもしれません。
法律上の対策も、現実の生前整理等も幣事務所を窓口にご相談下さい。
各分野の専門家と連携して、ご提案差し上げます。