お知らせ

2022.11.11

「相続業務で収益アップ」を謳うコンサル、士業者には、悲しいお知らせ

 私の事務所にも多くのコンサル会社や同業士業、他士業者から「相続業務で大幅収益アップ」や
「相続登記の義務化で司法書士の安泰の時代が来る」と言う、ダイレクトメールや資料が毎日のように
届いております。

しかし、私のセミナーでは、「相続業務は、士業の主たる業務の将来性はない」と申しております。

なんだか、その予感が当たった情報が、本日の日経新聞の記事にありました。

「凸版印刷(とっぱん)、古い謄本を自動解読」
と言う記事がございました。

我々、相続業務で大変な作業は戸籍の収集や、古い戸籍の解読です。
あと、コンピュータ―庁になる前のブック庁時代の手書きで不動産登記簿が作成されていた時代の
謄本の文字の解読もあります。

これに、結構、読めない字、潰れた文字、達筆すぎる文字等あり、解読に時間が正直、かかります。

しかし、凸版印刷は、AI、ビックデータを活用した戸籍謄本や不動産登記簿謄本の解読をする
「AIーOCR」を開発したそうです。

2023年4月から、サービス開始になり、凸版印刷は銀行からの相続審査業務の受託を狙っているようです。

やはり、AI、ビックデータがある今、かつて、現在の士業の主たる業務は、従たる業務になるでしょう。
なぜなら、過去の事を集計や集約する業務が、士業の現在の主たる仕事だからです。

また、2023年から戸籍法の一部改正で、被相続人の出生から死亡までの戸籍を相続人が最寄りの
市区町村役場で取得できるようになります。これは、士業の職務上請求では出来ない制度のようです。

今まで、会社、法人や銀行が得意先の士業者は、受難の時代が到来するでしょう。

やはり、士業者は、一人一人の国民との信頼関係を日頃から築かれておられる方に業務の依頼が来るのだと
思います。
このような姿勢で業務をされていらっしゃる士業の方の元には、不思議と相続業務が逆に多くの依頼が来るでしょう。

よ・つ・ば親愛信託総合事務所岡山県司法書士会