これからは未来信託
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お知らせ

2023.08.10

「資産承継対策」「相続対策」「事業承継対策」は、早めに進めましょう!

 岡山に在住の方で、「相続税申告対象者」の方が増加しているように感じます。

バイパスの整備で、道に面した土地を農地から宅地に変えて売却したり、
その土地を企業に貸し出しを行って資産が増えていらっしゃる方が多いように思います。

農地(田、畑)から宅地にすると、勿論、固定資産税の評価額も上がります。

岡山市内で、かつては田園地帯であった場所も開発が行われ、地価が急上昇している
地域もございます。

税務の話になりますが、相続税は、原則、金銭納付、被相続人死亡時から10ヶ月以内の
申告と納付が必要になってきます。

相続財産のうち、不動産が多数の方にとっては、相続税の納税資金の準備がなかなか難しい
と言う事も生じると思います。

そこで、やはり、所有されていらっしゃる方が、将来のご自身の相続や資産承継を見こうして
対策をきちんと講じておく必要がございます。

お子様が東京などの首都圏に住居をお持ちになられて、岡山には戻ってくる予定のない場合、
対策なしで法定相続が発生すると、相続税の納税資金、誰が相続するのか等の問題が将来的に
「争族」に発展して、折角、代々、護り引き継いできた不動産等が、築きあげた資産が
ご自身の知らない方に渡ってしまう懼れも多々ございます。

「対策」をしたら、それに拘束されて、以後、変更はできないと考えておられる方もいらっしゃいますが、
その後の対策の見直し、変更も可能です。
しかし、認知症等で判断能力に問題が生じた場合は、変更ができない場合がございますが、
一度、スタートさせた「対策」は、継続することは可能です。

早めに「法務」「税務」の各種の専門家の視点で、「対策」を講じておかれる事を
お勧めします。

岡山県司法書士会司法書士・作家 河合保弘YouTubeセミナー